【3/6相場まとめ】日経平均続伸も原油高でブレーキ。中東情勢悪化で米国株は続落。今夜22時から雇用統計ライブ!

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

3月1週目の相場が終わりましたが、波乱の展開が続いています。中東でのドンパチが起こってから原油が高騰。まだ終わる見込みも見えず、長期化しそうな雰囲気です。

この先行きの見えなさが相場を重くしていて、さらに原油高=物価高となることも懸念されています。

そして、今夜は世界が注目する雇用統計。毎月恒例のライブ放送は22時からです。時間になったらこのURLからどうぞ!
https://youtube.com/live/na8yNmOh9aM?feature=share

では今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】大幅下落、イラン紛争エスカレートで原油高・インフレ懸念再燃

緊迫した中東情勢から原油が上昇止まらず。長期化するのではという懸念からリスクオフの相場になりました。

中東に関するニュースは毎日出てきますが、どんどん更新されていくので、今後の展開がまったく読めません。

イランによるタンカー攻撃、ミサイル発射の報道も出てきたことでインフレ再燃、そして景気の減速懸念が強まり、売り優勢の相場に。

ダウ平均は212ドル安でスタートし、序盤から下げ幅を広げていきました。一時1,100ドルほど下落。エネルギー株は原油高で堅調なものの、昨日は金融株が弱く、さらに産業関連株も弱かったですね。

引けにかけては少し買われましたが、最終的に784ドル安の47,954ドルで大引け。

ハイテク株は買われており、ナスダックの下げ幅はダウ平均やS&Pと比べてもマイルドで、AI関連の一部は買われたこと、そしてブロードコムの好決算も相場を支えました。

S&P500は38ポイント安の6,830、ナスダックは58ポイント安の22,748と小幅下落となりました。

昨日は11業種のうち3業種が上昇。エネルギーが最も上昇し、ハイテクや一般消費財が小幅に上昇。しかし生活必需品、素材、資本財などは下げています。

昨日はキャタピラーが下落し、ゴールドマンサックスなど金融株も重く、ウォルマートやメルクなども下げました。

ブロードコムの決算は予想を上回る内容で、デジタル広告事業のトレード・デスクも高騰。OpenAIとの協業が報道されています。

全体的に重い展開が続く米国株ですが、日本市場も売りが優勢となりそうな気配でした。次に日本株も見ていきます。

【日本株】序盤から下落も売り一巡後は買われる展開

今日の日経平均は603円安の54,674円と反落スタート。

米国の流れから序盤は売りが優勢で、一時は54,000円あたりまで売られましたが、そのあとは買い直されて前場引けでは55,500円まで戻します。

イラン側の報復が限定的との観測が続き、原油価格への過度な警戒が後退したことが好感されました。また、ドル円が円安進行で、輸出株・ハイテク株を支援。

後場はレンジになりながらも少しずつ上げ幅を拡大し、上値は重いものの回復した日経平均は最終的に342円高の55,620円で大引けとなりました。

TOPIXは14ポイント高の3,716、グロース250は21ポイント高の770まで上昇しました。

売買代金は7兆3603億円、今日は情報通信や精密機器、その他金融などが上昇し、非鉄金属、鉱業、石油石炭などが売られています。プライム市場の値上がり銘柄は47%、値下がり銘柄は49%でした。

地政学リスクが弱まったことで防衛関連株はブレーキ。東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコなどの主力半導体は買われて、トヨタやファストリも上昇しました。

他にはJX金属、任天堂、キーエンス、テルモ、ダイキン工業などが上昇。米国でも電線株が売られていることからフジクラが下落。デンソー、住友金属、イビデンなどが下がっています。商社も全体的に重めですね。

今夜は雇用統計もあるので、様子見が強く、方向感があまりないものの反発の地合いが続いています。すでに雇用統計の予測も出ていますが、前月からは伸びが減速しそうな気配。労働市場の動向で来週の相場が決まるので、注目しましょう。

では、来週もいい波乗っていきましょう!