編集部の野々村です。
今日の相場もお疲れ様でした。
ここ数日の下落の流れから一点、
今日の日本株は反発となりました。
昨日の米国株はハイテク株を
中心に買いが集まる展開に。
半導体の先行きを示す
SOX半導体指数も上昇。
5営業日ぶりに反発しました。
日本株も半導体株が買われて、
相場を押し上げる1日に。
しかし依然として
まだまだ揉み合っています。
こちらは日程平均の日足チャートです。
まだ赤の短期線が黄色の中期線の下にあり、
流れは変わっておらず下落トレンド中です。
節目の32000円を下値目処として、
この1ヶ月ほど反発しています。
17時現在では日経先物もやや下落。
1時間足で見ても下向きです。
夏枯れ相場ということもあり、
今日も売買代金は少なかったです。
3兆円はかろうじて超えましたが、
約3週間ぶりの低水準となりました。
そして今、懸念されているのは
バブル崩壊とも言われる中国経済です。
深セン総合指数、
ハンセン指数も下落しており、
今日発表されたデータでも、
輸出・輸入ともに大幅に下落。
いずれも予想を下回り、
さらに輸出に関しては
2020年2月以降で最大の落ち込みに。
日本株もその影響を受けており、
不動産や住宅、建設などの株が下落しました。
終わってみれば、
今日の日経平均は＋0.56%の
32,238円でした。
TOPIXは＋0.41％の
2,290円でした。
マザーズは弱く−0.95%の
741円で取引を終えています。
次に米国株です。
昨日の米国指数は
３指数揃って上昇。
モルガン・スタンレー証券が
米大手半導体のエヌビディア株に
強気の姿勢を見せたこともあり、
同社の株価が高騰。
昨日だけで7％ほど上昇しました。
AI業界の先頭を走るエヌビディア、
その流れを受けてハイテク株が強いです。
また、エヌビディアは来週に決算もあり、
一番最後に真打ち登場です。
エヌビディアの決算は
昨今のAIブームにも影響するので
注視したいと思います。
ハイテク株が上昇した一方で、
昨日の米国株は銀行や不動産、
自動車株などは下落しました。
テスラも中国の自動車価格の
値下げを発表したことで下落しています。
そして気になる為替について。
ドル円は145円まで進行中で、
節目ラインまで到達しています。
145円を越えるのは
昨年11月以来のことです。
前回、昨年秋にはこの145円で
政府による為替介入がありました。
政府が円買い・ドル売りをして
強制的に円高に戻すことで
為替を正常化するのが狙いです。
ただし、今の状況は
円だけが弱いのでありません。
対ドルで見た時に、
世界各国の通貨がドル高になっています。
中国の経済懸念が影響しており、
安全のためのドル買いが進んでいます。
円安になっていることで
輸出株やインバウンド株も注目ですね。
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今日の業種別ランキング
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では今日の業種別ランキングです。
【値上がり】
1位: 海運2位: 鉄鋼3位: その他金融
【値下がり】
1位: ガラス土石2位: 石油石炭3位: 金属製品
今日はこのようになりました。
東証プライムの
値上がり銘柄は全体の57％、
値下がり銘柄は38％でした。
明治海運が大幅に上昇し、
その他の海運株も強い動きです。
半導体も東京エレクトロン、
アドバンテストなど主力が強く、
ハイテク株は好調な1日でした。
円安進行で商社株も強く、
三井物産のみ下落していますが、
その他の商社は上昇しました。
好決算のメドレーも高騰です。
一方でダイキン、メルカリ、
ダブルスコープ、エムスリーなど下落です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：エムアップ(3661)+18.34%
2位：レアジョブ(6096)+16.04%
3位：ビーロッド(3452)+15.81%
4位：メドレー(4480)+14.61%
5位：リブセンス(6054)+14.61%
・値下がりランキング
1位：ダブスタ(3925)-21.81%
2位：マーケットE(3135)-20.27%
3位：エスクリ(2196)-14.95%
4位：ベース(4481)-14.48%
5位：WSCOPE(6619)-13.06%
・ストップ高(一時的なものを含む)
レアジョブ(6096)+16.04%
メドレー(4480)+14.61%
・ストップ安(一時的なものを含む)
ダブスタ(3925)-21.81%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：ファストリ(9983)+57.95
2位：東エレク(8035)+34,57
3位：アドテスト(6857)+23.04
4位：TDK(6762)+12.71
5位：テルモ(4543)+9.49
