【10/11相場まとめ】日経平均3日続伸。ファストリが好決算から急騰。節目の4万円の壁を超えれるか?

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

今週末からニュースレターの末尾に
向川先生のコーナーを設けました。

今週のまとめとして
ご覧くださいませ。

さて、今日で
10月2週目の相場が終わりました。
日本は週明け月曜はお休みです。

日経平均は3日続伸。
米国株は少し重かったですね。

では、今日の相場まとめです。

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ファストリが日経平均を押し上げ
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昨日の米国株ですが、
反落となりました。

昨日は米国のCPIが出て、
これが予想を上振れました。

つまり米国の物価上昇が
根強く伸びているということで
インフレ懸念が少し再燃です。

年内の利下げ期待も後退となり、
これによって寄り付きから下落。

さらに米国を襲う大型の
ハリケーンの被害も大きく、
景気見通しの悪化につながり
売りが加速しました。

ただ、強かったのは
半導体、エヌビディア。

昨日も小幅に上げまして、
相場をけん引しました。

他にもAmazonや
アドビも上昇しました。

ナスダックは終盤に
少し下げ幅を縮めて終了。

そしてオープンした日本市場ですが
今日は買い優勢でスタートしました。

日経平均は39,600円台から始まり、
節目の4万円にチャレンジです。

オープンしてからも
上値が重い展開が続きましたが
前日比でプラス圏はキープ。

そして昨日決算があった
ファストリが相場をけん引しました。

今日は6%ほど上昇して
日経平均を押し上げました。

上場来高値を更新中です。

こうしてみると
今週は少し重い雰囲気ながらも
上昇する1週間となりました。

先週に出た米国の雇用統計から
景気の堅調さがわかったことで
買いが続く展開でした。

来週からは日本も米国も
決算シーズンが本格化します。

米国はバンクオブアメリカや
モルガンスタンレー、
ゴールドマンサックスなど
大手金融株も出てきますし、

国内はディスコや高島屋など
決算が予定されています。

加えて引き続き、
政治の動向にも注目です。

特に解散総選挙が迫っており、
結果によって相場が動きそうです。

売買代金は3兆7755億円でした。

終わってみれば
日経平均は+0.57%の
39,605円でした。

TOPIXは-0.24%の
2,706円でした。

グロース250は
-0.27%の638円でした。 

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:銀行2位:小売3位:保険

【値下がり】
1位:不動産2位:陸運3位:建設

東証33業種中28業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は30%、
値下がり銘柄は66%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、アドバンテスト、
中外製薬、東京エレクトロンなど。

値下がりトップは
ソフトバンクG、KDDI、
信越化学、TDK、NTTデータなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:コシダカHD(2157)+15.26%
2位:サムティHD(187A)+10.20%
3位:西島(6363)+9.06%
4位:竹内製作所(6432)+7.42%
5位:ベルク(9974)+7.36%

・値下がりランキング

1位:トレファク(3093)-13.84%
2位:松竹(9601)-10.36%
3位:OSG(6136)-8.89%
4位:ソフトクリエ(3371)-4.98%
5位:イビデン(4062)-3.90%

・ストップ高(一時的なものを含む)

コシダカHD(2157)+15.26%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+277.88
2位:アドテスト(6857)+68.39
3位:中外薬(4519)+15.39
4位:東エレク(8035)+10.36
5位:リクルート(5803)+9.40