
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今日は日米ともにいい流れで反発になりましたね。昨日の下落はなんだったのか・・。笑 日経平均も5万円キープ。
ここまで強かったAI株に少しブレーキで、好決算銘柄が物色され、今日は電機や機械などの輸出株や銀行が良い流れ。これまで発表された決算もいいと思うので、日本株は引き続き底堅い動きです。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】3指数とも反発!ビットコインやコモディティも上昇。
昨日はサービス業の経済指標が出て、これが良い内容だったことから反発となりました。前日に売られたハイテク株が買い直され、堅調な相場になりました。
ダウ平均は序盤から上昇スタートしたものの、少ししてから失速。一時は47,000ドル付近まで下げたものの中盤から買いが優勢に。後半からは上昇し、引けにかけて売られましたが最終的には225ドル高の47,311ドルで大引けに。これでダウは3日ぶり反発となりました。
昨日はハイテク株が反発したことでナスダックは151ポイント高の23,499、S&P500も24ポイント高の6,796で引けました。

昨日は1業種のうち8業種が上昇しました。コミュニケーション・サービス、一般消費財などが上昇し、一方で3業種が下落。生活必需品などが下げています。
昨日はエヌビディアやマイクロソフトが下落したものの、グーグルやAMD、インテルやMETA、ネットフリックスなどが上昇しました。ビットコインが反発したことでコインベースなども上昇しています。
ヘルスケアのイーライ・リリーも5日連騰、その他もファイザーやJPモルガン、アリババなども上昇しました。いい流れでおわった米国株ですが、日本株も時間外で上昇するなど、今日の日本市場も期待の持てる環境でした。次は日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均は3日ぶり反発!主力決算に注目。
今日の日経平均は580円高の50,792円でスタート。寄り付き直後に今日の高値をつけ、その後は重くなりましたが、思ったよりは下がらず。そのまま上値が重い中で前場が終わりました。
後場はやや反発してスタート。51,000円付近でのもみあいとなり、上値が重いままレンジになりました。最終的に671円高の50,883円で引けています。

今日の売買代金は6兆9040億円。非鉄金属、機械、証券先物などが上昇し、海運や鉄鋼、ゴムなどが値下がりしました。プライム市場の値上がり銘柄は61%、値下がり銘柄は35%でした。
今日の値上がり寄与トップはアドバンテスト。ソフトバンクG、フジクラ、ダイキンと続きました。値下がり寄与トップはバンナムHDで、富士フイルム、東京エレクトロンと続きます。
ファストリが今日は2%ほど上昇しましたが、「ユニクロ」の国内既存店の売上高が前年同月比25%増との報道から買われています。バンダイナムコは急落しましたが、決算の内容が嫌気さ、市場予想を下回ったことから売られています。
半導体からはキオクシアやレーザーテック、ディスコなどが上昇しています。他にも日立製作所やトヨタ、三菱重工や、今日は銀行株も堅調に。反対に日本板硝子がストップ安、ニチコンやエムスリー、日本郵船などが急落しています。
今日の日経平均は昨日の急落からの反発となりました。引き続き主力決算が続々と出てくる1週間で、好決算銘柄に注目したいですね。サンリオは好決算でも下げたように、ファンダだけでトレードは難しいですが・・。
ではでは、明日もいい波乗っていきましょう!


