【1/9相場まとめ】日本株続落。バイデン半導体規制の報道で半導体下落。日本は決算も本格化。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

日経平均は続落、
4万円を割れています。

今夜は米国市場は休みです。

そして明日は雇用統計もあり、
日本は連休に入ります。

では、今日の相場まとめです。

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金利が暴れると株は重くなる
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昨日の米国株は
まちまちの展開でした。

ハイテク株が売られて
ナスダックは下落。

ダウとS&Pは上昇したものの
方向感ない展開でした。

インフレ懸念から
イギリス金利が上昇しており、
米国も同じく金利上昇中です。

これによって株が重く、
グロース株中心に弱い展開です。

しかし昨日に出た
ADP雇用統計は下振れました。

これは本来はネガティブですが、
今の文脈から考えるとポジティブでした。

さらにFRBウォラー理事の
ハト発言もあったため
やや相場は持ち直しました。

FOMC議事でも
利下げ減速は既定路線でした。

今週末に控えている
雇用統計発表待ちの
調整売りも先行して
昨日の米国市場はクローズしました。

米国市場が重い中で
今日の日本株も売り優勢でスタート。

レーザーテックや
アドバンテストなど
半導体株が売られるなど
日本市場も重い展開に。

さらに明日にSQも控えて
日経平均は39,300円まで
売り込まれました。

そしてバイデン大統領による
半導体規制の報道も出ました。

これも日経平均を
押し下げる要因になりました。

後場は少し回復しましたが、
今夜の米国市場が休場のため
上値は重かったです。

結局、プライム市場の
約7割が下落する展開になり、
今日の相場が引けました。

終わってみれば、
日経平均は-0.94%の
39,605円でした。

TOPIXは-1.23%の
2,735円でした。

グロース250は
-0.04%の643円でした。

売買代金は4兆3226億円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:その他製品2位:医薬品3位:不動産

【値下がり】
1位:海運2位:卸売3位:保険

東証33業種中30業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は20%、
値下がり銘柄は77%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、中外製薬、任天堂など。
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​​​値下がりトップは
アドバンテスト、東京エレクトロン、
リクルートなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:タムラ(6768)+8.06%
2位:ブイキューブ(3681)+7.78%
3位:ネクステージ(3186)+6.85%
4位:ワールド(3612)+6.15%
5位:ハニーズHD(2792)+6.01%

・値下がりランキング

1位:KLab(3656)-17.26%
2位:マニー(7730)-14.63%
3位:Fスターズ(3687)-14.39%
4位:YTL(1773)-8.70%
5位:サイゼリヤ(7581)-7.28%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+25.75
2位:中外薬(4519)+23.38
3位:任天堂(7974)+7.10
4位:NTTデータ(9613)+5.84
5位:トレンド(4704)+3.91