編集部の野々村です。
今週の相場も
お疲れさまでした。
これで年内は残り1週間、
2024年も終わりが近づいてきました。
昨年の年末相場は
米国株が上昇を続けて
”サンタサリー”となりました。
しかし今年は雰囲気が違って、
重い相場になりそうです。
では、今日の相場まとめです。
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日経平均は9月以来の6日続落
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まず昨日の米国株ですが、
まちまちの展開でした。
寄り付きから上昇して
反発する雰囲気もありましたが
最後は失速しました。
FOMCでのパウエル議長の
タカ発言によって相場が一変。
ダウは11日ぶり反発も
S&P、ナスダックは下落。
トランプ大統領による
経済政策、減税などで
来年以降のインフレが懸念され
相場が重くなっています。
米国GDPも予想上振れで、
これも懸念材料となりました。
エヌビディア以外の半導体は
大きく売られました。
小売やヘルスケアも弱く、
引けにかけて指数を押し下げました。
そして本日金曜日は
米国メジャーSQですね。
重かった米国株が引けて
今日の日本株もスタート。
円安が進んでいることで
買い優勢でスタートしました。
日経平均は39,000円に
近づく場面もありましたが
上値は重かったです。
利上げ観測が後退して
銀行株が下落。
一方で不動産株は
反発しました。
東京エレクトロンや
アドバンテストなど
半導体株も冴えませんでした。
これで日経平均は6日続落。
プライム市場の6割が下落。
売買代金は5兆7153億円でした。
今週の日経平均は
前週比で-768円となりました。
3週間ぶり反落となり、
なかなか4万円の壁を
突破できずにいます。
来週はここ2ヶ月ほどの
ボトムである38,000円を
試す動きになるかもしれません。
今年最後の1週間、
引き続き慎重にいきましょう!
終わってみれば、
日経平均は-0.29%の
38,701円でした。
TOPIXは-0.44%の
2,701円でした。
グロース250は
-0.94%の624円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:不動産2位:石油石炭3位:輸送用機器
【値下がり】
1位:銀行2位:その他製品3位:空運
東証33業種中24業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は34%、
値下がり銘柄は62%でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
TDK、住友不動産、トヨタなど。
値下がりトップは
ソフトバンクG、アドバンテスト、
東京エレクトロン、信越化学など。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:サイボウズ(4776)+23.32%
2位:マーケットE(3135)+18.43%
3位:ミガロHD(5535)+15.10%
4位:YTL(1773)+13.75%
5位:日リーテック(1938)+12.33%
・値下がりランキング
1位:カドカワ(9468)-15.95%
2位:チェンジHD(3962)-9.16%
3位:東邦鉛(5707)-8.14%
4位:TOPPAN(7911)-7.29%
5位:りそなHD(8308)-5.02%
・ストップ高(一時的なものを含む)
サイボウズ(4776)+23.32%
マーケットE(3135)+18.43%
・ストップ安(一時的なものを含む)
カドカワ(9468)-15.95%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:TDK(6762)+11.34
2位:住友不(8830)+8.19
3位:トヨタ(7203)+7.81
4位:オリンパス(7733)+6.51
5位:バンナムHD(7832)+6.12