編集部の野々村です。
1月最終週の相場が
スタートしました。
今日の日本株は続落。
中国の新AIが出たことで
相場の流れが変わりました。
為替も円高に進行中、
米国先物も下げています。
今週は主力企業の決算もあり、
ややネガティブサプライズとなっています。
では、今日の相場まとめです。
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続落する日本株。何があった?
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先週末の米国株ですが、
弱い流れになりました。
それまでに強く上昇し、
S&Pは最高値を更新。
ダウ平均も反発していました。
また、今週に決算をひかえる
ボーイング下落したことで
ダウ平均は重くなりました。
ハイテク企業の決算もあり、
週末で利確売りもありました。
そんな週末の米国株は
弱い流れで終わりました。
そして今日の日本株もオープン。
日経平均は上昇で始まりました。
しかし、買いが一巡したあとは
少しずつ上げ幅を縮めました。
さらに中国から出てきた
新しいAI、Deep Seek。
こちらがネガティブサプライズとなり
国内の半導体株も急落する展開に。
先週まで強かったアドバンテスト、
ディスコ、レーザーテックなども下落。
東京エレクトロンも下げました。
さらに米国ナスダック先物も下落。
現在も急落しています。
他にもフジクラなどの電線株、
ニトリ、安川電機、日立なども下落。
このDeep Seekによって
現在は高額で取引されている
AIサプライチェーンにたいして
悪い印象となりました。
売買代金は4兆4651億円。
不動産、ゴム製品、陸運など上昇。
非鉄金属、電気機器、機械など下落しました。
日経平均は39,500円はキープ。
17時現在、先物は下落中です。
終わってみれば、
日経平均は-0.92%の
39,565円でした。
TOPIXは+0.26%の
2,758円でした。
グロース250は
-0.28%の638円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:不動産2位:ゴム3位:陸運
【値下がり】
1位:非鉄金属2位:電気機器3位:機械
東証33業種中28業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は78%、
値下がり銘柄は19%でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
KDDI、ファストリ、日東電工など。
値下がりトップは
アドバンテスト、ソフトバンクG、
東京エレクトロンなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:岩井コスモ(8707)+13.58%
2位:HIOKI(6866)+9.26%
3位:SBIアルヒ(7198)+7.77%
4位:ベルーナ(9997)+7.43%
5位:テレ朝HD(9409)+6.38%
・値下がりランキング
1位:武蔵精密(7220)-14.29%
2位:日東紡(3110)-13.34%
3位:古河電(5801)-11.27%
4位:フジクラ(5803)-10.66%
5位:芝浦(6590)-8.61%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
日東紡(3110)-13.34%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:KDDI(9433)+46.17
2位:ファストリ(9983)+24.86
3位:日東電(6988)+10.93
4位:富士フィルム(4901)+8.58
5位:オリンパス(7733)+7.69