【2/14相場まとめ】週末の日経平均は反落。米国株は全セクター上昇。引き続き関税で相場が揺れる。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

今日の日経平均は反落。
米国株は全セクターで上昇。

いよいよ来週からは
2月後半戦に入っていきます。

引き続き関税が警戒され、
国内は決算ウィークを終えました。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均は4万円に近づくも・・
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昨日の米国株ですが、
3指数とも上昇しました。

S&Pの7割が上昇し、
すべてのセクターが上昇。

昨日は生産者の
インフレデータ(PPI)が
でてきました。

これが予想を上振れ。

しかし一部の内容は鈍化で、
トランプ大統領による相互関税が
成長を抑えるとの観点から
金利が低下しました。

これによって
相場は終日堅調に動きました。

昨日はトランプ大統領による
関税の表明もありました。

相互関税措置に署名も、
想定された方ほどではなく、
これも相場は安心しました。

自動車への関税も
まだ詳細は決まっておらずです。

ハイテク株にも買いが入り、
ナスダックも上昇しました。

メタ続伸で19日連続上昇で、
売られていたテスラも反発。

引き続き金銀銅なども上昇です。

そんな流れで
今日の日本市場もオープン。

円安推移がやや鈍化し、
今日は売り優勢で始まりました。

下げて始まった日経平均ですが、
一時は切り返す場面もありました。

しかし今週はSQ週。
次第に軟調になりました。

決算発表も本日がピークで、
手仕舞い売りもありました。

売買代金は4兆9570億円でした。

フジクラなど電線株も弱く、
防衛株も売られました。

トヨタ、リクルート、
ディスコや東京エレクトロンなども
下落しました。

一方で好決算だったソニー、
ソフトバンクGが買われました。

今週の相場をおえて、
日経平均は3週ぶりに反発。

目線のうえには4万円の壁があります。

トランプ関税に対しても
相場は落ち着いている印象です。

引き続きトランプ劇場で、
新しい政策や言動には注意ですが、
来週の相場にも期待したいですね。

終わってみれば、
日経平均は -0.79%の
39,149円でした。

TOPIXは-0.23%の
2,759円でした。

グロース250は
-1.51%の677円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:石油石炭2位:電気機器3位:その他製品

【値下がり】
1位:非鉄金属2位:医薬品3位:繊維

東証33業種中27業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は28%、
値下がり銘柄は68%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ソニー、ソフトバンクG、トレンドマイクロなど。
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​​​値下がりトップは
ファストリ、東京エレクトロン、アドバンテストなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:高砂香(4914)+19.42%
2位:菱鉛筆(7976)+17.99%
3位:ライオン(4912)+17.80%
4位:パークシャ(3993)+17.41%
5位:ペプドリ(4587)+16.99%

・値下がりランキング

1位:ミガロHD(5535)-19.31%
2位:LTS(6560)-18.48%
3位:GENOVA(9341)-15.87%
4位:gumi(3903)-15.46%
5位:セレス(3696)-15.12%

・ストップ高(一時的なものを含む)

パークシャ(3993)+17.41%
高砂香(4914)+19.42%
ユニオンツル(6278)+15.38%
日機装(6376)+15.12%

・ストップ安(一時的なものを含む)

ミガロHD(5535)-19.31%
gumi(3903)-15.46%
LTS(6560)-18.48%
セグエG(3968)-14.95%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ソニーG(6758)+48.50
2位:SBG(9984)+26.24
3位:トレンド(4704)+24.17
4位:京セラ(6971)+10.92
5位:TOPPAN(7911)+10.39