編集部の野々村です。
今日の日本株も下落、
これで4日連続での下落となりました。
まず昨日の米国株から見ていきますが、
ダウは下落、ナスダックは上昇して、
これで4日連続で上昇となりました。
金利高によるグロース株売り、
という流れは変わりませんが、
ビッグテックは話は違うようです。
META、Google、エヌビディア、
テスラ、アップルなど上昇し、
相場をけん引しました。
また、昨日は
9月ISM製造業景況指数が出ました。
これが「49」ということで、
目安の50寸前まで上昇。
これだけ見ると、
マイナスではありませんが、
今の相場は物価高や
エネルギー高に頭を抱えており、
こうした経済成長が
さらなる金利高と呼んで
株価が下落するという
悪い流れになっています。
その長期金利も上昇中で、
2007年ぶりの水準に。
こうした流れをうけて
日本株は151円安からスタートし、
すぐに下落が加速。
場に一時500円近く下がり、
市場の悪い流れは止まらず。
8月中旬につけた安値を
下回ったことで、
約1ヶ月半ぶりの安値割れです。
また、さらに厳しいのは、
次の抵抗となるであろう
ラインがはっきりとないことです。
かなり売り込まれており、
騰落レシオも大きく下がっています。
どこかで必ず下げは止まりますが
まだはっきりとしたポイントは
見えておりません。
ここ最近は銀行株や鉄鋼、
電気ガスなどバリュー株が強く、
相場をけん引していました。
今はバリュー株が売られ、
利益確定に入っていると思われます。
そして金利高から
グロース株も売られており、
この流れが加速すると
3万円台を維持できるか、
ということも念頭において
おかねばなりません。
今日の日経平均は
-1.64％の31,237円。
TOPIXは-1.68％の2,275円、
マザーズは-2.66％の
697円となっています。
ただ、売りができる方は、
このような相場はチャンスです。
「買いは家まで、売りは命まで」
という言葉もあり、
”買い”と”売り”では
値動きの速度が違います。
ですので、しっかりと
トレーニングを積んで
空売りができるようになれば、
このような相場でも
収益をあげることは可能です。
向川先生の今日の相場解説でも
解説しておりますので、
ぜひご覧くださいませ。
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今日の業種別ランキング
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では今日の業種別ランキングです。
【値上がり】
なし
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 石油石炭3位: 非鉄金属
今日は東証33業種、
全てで下落しました。
東証プライム市場の
値下がり銘柄は全体の90％、
値上がり銘柄は9％でした。
ほとんどの銘柄が売られ、
全面安となっています。
半導体株も売られ、
ソニーやタカトリはやや上昇するも、
主力半導体は全面安に。
商社、不動産、海運、
銀行なども大きく下落です。
原油下落でINPEX、
石油資源開発、
エネオスなども大幅下落。
決算が不安視されたネクステージも
大幅下落。電力会社も弱いです。
一方でヤクルト、キューピー、
グリコなど食料品の一部が上昇しました。
また、明日はIPOが2件、
予定されています。
キャスター、くすりの窓口が、
それぞれグロース市場に上場します。
そして今週は引き続き、
重要イベントも続きます。
4日(水)： ADP非農業部門雇用者数 (9月)
5日(木)： 失業保険申請件数
6日(金)：雇用統計
またこのニュースレターでも
情報配信してまいります。
明日もいい波、
乗っていきましょう！
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：ケーヨー(8168)+15.45%
2位：リズム(7769)+11.08%
3位：富士ソフト(9749)+6.78%
4位：さくらネット(3778)+6.17%
5位：ブロドリーフ(3673)+5.09%
・値下がりランキング
1位：イーガーディ(6050)-9.95%
2位：インフォMT(2492)-9.18%
3位：NISSO(9332)-9.09%
4位：ライトオン(7445)-8.86%
5位：瑞光(6279)-8.62%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ケーヨー(8168)+15.45%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：ソニーG(6758)+1.83
2位：リクルート(6098)+1.50
3位：キッコマン(2801)+1.17
4位：任天堂(7974)+1.00
5位：イオン(8267)+0.63
