【9/16】FOMC直前、売買高は少ないが広く買われる相場に。日経平均は438円高。

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

今日の日経平均は
438円高の63,923円、
4営業日ぶりの反発です。

TOPIXも+0.61%で反発しました。

今夜、日本時間の
深夜3時にFOMCの結果が出ます。

いわば「答え合わせ」の直前の一日。

様子見で閑散、
と決まっているような日ですが、
中身を見ると意外と悪くない展開です。

まず今日の値動きから見ていきます。

こちら今日の日経平均。 

朝は買い戻しが先行してスタート。

前日の米国で
半導体株が反発したこと、
そして前日までの3営業日で
1,700円超下げていた反動です。

ただ、朝方の買いが
一巡すると見送りムードが強まります。

前場終盤には63,209円まで
水準を切り下げました。

日米の金利上昇と
原油の高止まりが
意識されたためです。

流れが変わったのは後場。

時間外の米ナスダック100先物と、
韓国のKOSPIが堅調だったことを受け、
値がさハイテク株が買い直されました。

大引けにかけては先物買いも入り、
そのまま高値引けです。

FOMC前としては
しっかりした引け方でした。 

「広く」買われた1日と言える展開で、
プライムは値上がり1,048銘柄(67%)、
そして値下がり452銘柄。

日経の構成銘柄も68%が上昇。

セクター別でも、
33業種中23業種が上がっています。

ここ最近は指数と中身が
ねじれ続けていましたが、
今日は久しぶりに中身が一致した日でした。

KOSPIをはじめアジア株が
高かったことも追い風です。

そして、個別で目を引いたのは半導体。

東京エレクトロン +2.05%。
実に7営業日ぶりの反発です。

アドバンテストも
+1.79%と買われました。

個人的にもかなり今は
ポジションを落としていますが、
半導体はまだ保有中です。

AI開発減速論、米SOX指数の6%安、
そして世界的な金利上昇。

ここ数週間は半導体には
逆風が吹き続けてきました。

しかし、前日の米国で
SOX指数が反発した流れから
日本でもようやく買い戻し。

一方で、ソフトバンクG(▲1.53%)と
キオクシア(▲1.87%)は今日も軟調です。

同じAI・半導体関連でも、
装置株には買いですが、
SBG・メモリーには売り。

一括りに「半導体が戻った」とは
言えない点は見ておくべきですね。

ただ、売買代金は6兆7,075億円と、
8月26日以来の低水準でした。

今日の上昇はFOMC前の持ち高調整、
売りが引っ込んだ分だけ軽く上がった、
と見ています。

引き続き、

・米10年債利回り 5%近辺
・日本10年債利回り 3%台
・WTI原油 100ドル超

 は変わっておらずです。

そして今夜はFOMC。
深夜3:00 結果発表ですね。

焦点は2つです。

ひとつ、FOMC参加者の経済見通し。

もうひとつ、ウォーシュ議長が会見で
今後の追加利上げについて
どれだけタカ派的な姿勢を示すか。

「今回で打ち止め」を
匂わせれば安心感につながり、

「まだ続く」となれば
金利5%時代の長期化も考えられます。

相場の方向を決めるのは、
利上げの有無ではなく、
「その先」です。

ここ最近は暇な相場が続いていますが、
そろそろ動き出して欲しいですね。

では、明日もいい波乗っていきましょう!