
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
今日の日経平均は
438円高の63,923円、
4営業日ぶりの反発です。
TOPIXも+0.61%で反発しました。
今夜、日本時間の
深夜3時にFOMCの結果が出ます。
いわば「答え合わせ」の直前の一日。
様子見で閑散、
と決まっているような日ですが、
中身を見ると意外と悪くない展開です。
まず今日の値動きから見ていきます。
こちら今日の日経平均。

朝は買い戻しが先行してスタート。
前日の米国で
半導体株が反発したこと、
そして前日までの3営業日で
1,700円超下げていた反動です。
ただ、朝方の買いが
一巡すると見送りムードが強まります。
前場終盤には63,209円まで
水準を切り下げました。
日米の金利上昇と
原油の高止まりが
意識されたためです。
流れが変わったのは後場。
時間外の米ナスダック100先物と、
韓国のKOSPIが堅調だったことを受け、
値がさハイテク株が買い直されました。
大引けにかけては先物買いも入り、
そのまま高値引けです。
FOMC前としては
しっかりした引け方でした。
「広く」買われた1日と言える展開で、
プライムは値上がり1,048銘柄(67%)、
そして値下がり452銘柄。
日経の構成銘柄も68%が上昇。
セクター別でも、
33業種中23業種が上がっています。
ここ最近は指数と中身が
ねじれ続けていましたが、
今日は久しぶりに中身が一致した日でした。
KOSPIをはじめアジア株が
高かったことも追い風です。
そして、個別で目を引いたのは半導体。
東京エレクトロン +2.05%。
実に7営業日ぶりの反発です。
アドバンテストも
+1.79%と買われました。
個人的にもかなり今は
ポジションを落としていますが、
半導体はまだ保有中です。
AI開発減速論、米SOX指数の6%安、
そして世界的な金利上昇。
ここ数週間は半導体には
逆風が吹き続けてきました。
しかし、前日の米国で
SOX指数が反発した流れから
日本でもようやく買い戻し。
一方で、ソフトバンクG(▲1.53%)と
キオクシア(▲1.87%)は今日も軟調です。
同じAI・半導体関連でも、
装置株には買いですが、
SBG・メモリーには売り。
一括りに「半導体が戻った」とは
言えない点は見ておくべきですね。
ただ、売買代金は6兆7,075億円と、
8月26日以来の低水準でした。
今日の上昇はFOMC前の持ち高調整、
売りが引っ込んだ分だけ軽く上がった、
と見ています。
引き続き、
・米10年債利回り 5%近辺
・日本10年債利回り 3%台
・WTI原油 100ドル超
は変わっておらずです。
そして今夜はFOMC。
深夜3:00 結果発表ですね。
焦点は2つです。
ひとつ、FOMC参加者の経済見通し。
もうひとつ、ウォーシュ議長が会見で
今後の追加利上げについて
どれだけタカ派的な姿勢を示すか。
「今回で打ち止め」を
匂わせれば安心感につながり、
「まだ続く」となれば
金利5%時代の長期化も考えられます。
相場の方向を決めるのは、
利上げの有無ではなく、
「その先」です。
ここ最近は暇な相場が続いていますが、
そろそろ動き出して欲しいですね。
では、明日もいい波乗っていきましょう!


