【6/17相場まとめ】米国株続伸。中東危機は鈍化。日経平均も続伸。日銀会合の結果は?

コラム

テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。

今日の日本株もいい流れでしたね。引け後に会合がありましたが、事前のリーク通りで特にサプライズなし。中東での地政学リスクも鈍化しました。

次は米国FOMCも控えていますが、こちらもほぼ利下げなしで確定で、パウエル発言次第ではありますが、マーケットは特に気にせずトレンド継続ですね。

では、今日も相場を振り返りますが、その前に新しい電子書籍をリリースしました。

ちょうど今月、私が主宰する会員制のトレードコミュニティ「WAVY」が2周年となりました^^

3年目に突入!ということで、これまでの感謝の気持ちを込めて今日から100円キャンペーン企画をはじめます。

今回は私のトレード手法をわかりやすく解説しまして、名付けて「1日10分で月10万円稼ぐスイングトレード入門」です。19日木曜の24時〆切。

詳細はこちらをご覧ください↓↓

→詳細はこちらをクリック

目次はこんなかたちです。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】3指数とも反発。中東危機の警戒が弱まる。

昨日の米国株は3指数とも上昇。

イスラエルとイランの衝突が鎮静化にむかい、原油も下落したことでマーケットは好感。

さらにG7サミットがカナダで開幕して、米国と各国の関税交渉も進むことへの期待感からも買い優勢となりました。

ダウ平均は寄り付きから上げ幅を広げ、一時は509ドル高に。途中で揉み合いになりましたが、それでもトレンド継続、最終的に317ドル高の42,515ドルで引けました。

S&P500も56ポイント高の6,033で、節目の6,000に回復。ナスダックは294ポイント高の19,701で引けました。

昨日は11業種のうち7業種が上昇。コミュニケーションサービスやハイテク、一般消費財、金融などが上昇するなどリスクオンに。公益やヘルスケアなど下落しました。

昨日は半導体のAMDが高騰。アナリストによる目標株価の引き上げが好感されて9%近く上昇。

ストリーミングサービスのROKUもアマゾンとの提携を発表して10%ほど上げました。エヌビディアやセールスフォース、Amazonも2%ほど上昇。

金融株も重かったですがちょっとずつ戻ってきています。ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどもしっかりと。

米国株は今週木曜が休みで、ちょうど日本時間の木曜朝方にFOMCですね。いい流れで米国株は続伸、今日の日本株がオープンしました。

【日本株】日経平均は続伸!ハイテク上昇、日銀会合は?

さて、では日本株を見ていきます。

今日の日本マーケットもトレンド継続。日経平均は38,500円台まで上昇しました。

米国株のいい流れから、今日は寄り付きから買い優勢。為替も円安方向に動いたことも好感し、ドル円は144円真ん中で推移。輸出株を中心に相場をけん引しました。

今日は何を言っても引け後に日銀会合。通常はもうちょっと警戒感が出るものの、事前のリークもあってそこまで警戒されず。そして出てきた結果も大きなサプライズなし。

来年春からの国債減額を減らすということで、基本的な金融緩和路線は変わらずですね。これも事前の予想通りでハトってきました。

まんがいち予想に反してタカでくると、けっこう仕込んでいたのでおはぎゃーになってたかもですが笑、ひとまず安心。明日のマーケットにも期待ですね。

後場も強かった日経平均ですが、225円高の38,536円で引けました。

今日もいい地合いでしたが、値上がり銘柄は1,000に届かず。一部、指数への寄与が大きい半導体などの銘柄が強くて相場を引き上げましたね。売買代金は4兆412億円でした。

今日も引き続きアドバンテストやディスコ、東京エレクトロンなどの半導体がしっかりと。ソフトバンクGや任天堂など主力も強い動きでした。

日本郵船など海運株は重い展開で、三菱重工など防衛株も今日は売られましたね。良品計画やファストリ、トヨタなども下落しています。

相場の雰囲気はいいものの、材料待ちってところ。日米首脳会談もはっきりとした答えは見えておらず、何も決まってないみたいですね。

関税問題は一度延期になっており、7月上旬までこの話は続きそうですね。米国もおれなさそうですし、日本もノーダメージで交渉しているものの、なかなか折り合わないみたいです。

日経平均の次なる壁は39,000円。少しずつ節目の4万円に近づいてきています。米国のS&Pはもう1%ちょっとで最高値を更新するので、日本株も追随してほしいところですね。

では、明日もいい波乗っていきましょう!