
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今日の相場も下落となり、今週は重い相場が続いていますね。今日のブルームバーグでもあったように、ジャクソンホール会合も始まったようで、明日の夜にはパウエル議長の会見も予定されています。明日の23時ですね。
日米ともに様子見ムードが強まる中、相場もおもいので私のポジションもそのまま変わらず。
ただ、昨日のLIVEでも解説したように、日本株の上昇と米国株の上昇はちょっと毛並みがちがうので、それは頭に入れておいた方がいいでしょう。
そのほうが次のトレンドにも乗っていきやすいと思います。昨日のLIVEはこちらからどうぞ!
【米国株】ハイテク株弱くナスダック下落、ダウは続伸。
昨日の米国株もまちまちな展開でした。
小売り大手のターゲットの決算がありましたが、時間外で大きく下落していました。
ダウ平均は前日からほぼヨコヨコで寄り付き、ハイテクが重いことから上値が重かったものの、ディフェンシブ株が買われたことで底堅い流れに。最終的に16ドル高の44,938ドルで引けて続伸しました。

ハイテク関連が売られたことでナスダックは続落。S&Pも同様に売られて下落しています。S&P500は15ポイント安の6,395、ナスダックは142ポイント安の21,172で引けました。
業種ごとで見ると、11業種のうち7業種が上昇。ヘルスケア、エネルギー、生活必需品などが上昇しています。一方で4業種が下落し、一般消費財、ハイテクが下がっています。
小売大手のターゲットの決算が出ましたが、前年から売上鈍化となりました。CEOの交代発表も売り材料になったため6%ほど下落しています。
テスラも6人乗りSUVのモデルYLを国内で販売しないとの報道から売られて小幅下落となりました。他のハイテクも重くて、アップルやアマゾンなどM7も下落。半導体も軟調でエヌビディアなど下落しています。
【日本株】日経平均は3日続落!金利高止まらず。
今日の日経平均は105円安の42,783円で寄り付きました。
米ハイテクが弱かったことから半導体株が下落し、じりじりと下げ幅を広げていきました。
日経平均は前場の終わりにかけて浮上し、買い上がる場面もありましたが、後場に入ってからは引き続きもみ合いに。やや押し目で買われましたが、目立った新規材料がないなかで上げ幅は限定的。
そして長期金利は2008年以来の高水準まで上昇しており、これも相場を重くしましたね。追加利上げ観測も根強く、先週出てきたGDPも予想を上振れたことから金融正常化が進む思惑が強まっています。
20年債利回りも1999年以来の高水準に到達。これはつまり、超長期債の買い手不足が考えられ、加えて財政拡大のリスクも影響していると思われます。
今日は陸運や建設など昨日強かったセクターでも売りが出て、一方で昨日弱かったアドバンテストやフジクラなどは買われました。
こちらは直近1週間の日経平均です。

業種ごとで見ると、非鉄金属、鉄鋼、パルプ紙、鉱業など10業種が上昇。医薬品、輸送用機器、建設、陸運などが下落。売買代金は4兆87億円で、ギリギリ4兆に乗りました。プライム市場の値上がり銘柄は41%、値下がり銘柄は54%。
高騰していたソフトバンクGは今日も続落。東京エレクトロンやディスコ、レーザーテックなど半導体株も下落。他にも第一三共やトヨタなど自動車株も弱めでした。他にもゼンショーHDや住友林業なども大きく下落しています。
昨日から一転して買われたのがサンリオやアドバンテスト、ニデックなど。宝ホールディングスとアステリアがストップ高になりました。
こうして見てみると、米国と日本は同じような流れになっていて、米国はハイテクからディフェンシブに資金シフトし、その結果としてダウは上昇しています。日本株も半導体などハイテク株が売られて内需株が買われる展開。
目先は調整売りに傾いているものの、ここまで高騰していた分が減って、いい調整の流れになっていると思います。
しかし、ぎゅくに考えると日本株は米国次第ということもあり、とにもかくにも週末のジャクソンホール待ちですね。
「休むも相場」です。ただ、こんな時こそちゃんと相場を見ておくことですね。動き出してから慌てて見ても遅いですからね。では、明日もいい波乗っていきましょう!