
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今日のマーケットは反発しましたね。日経平均は5万円にちょっと足りずでしたが、主力株が上昇しました。米国株もハイテクが続伸、そして崩れていた仮想通貨が反発したことも好材料に。
しかし、引き続き金利高が止まらずで、30年国債は過去最高を更新。10年債も止まりませんな。
今日は21時からライブがあるので、もう少し詳しく相場を見ていきますね。時間になったらこちらからどうぞ!
→https://youtube.com/live/Tk2Hm15mh1g?feature=share
では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ハイテク株とビットコインが反発!
昨日は3指数とも反発する相場になりました。まずはビットコインですが、下落が大きかったところから反発。これによってハイテク株も買い直されました。利下げ期待も進みましたね。
ナスダックを見ていきますが、昨日は序盤から上昇、そのまま買い上がりましたが、中盤で鈍化。しかし後半の相場は堅調で、引けで少し下げましたが最後は上昇して引けました。最終的には137ポイント高の23,413ポイントで大引け。

ダウ平均は185ドル高の47,474ドルで大引け、S&P500も16ポイント高の6,829で引けました。
昨日は11業種のうち3業種が上昇。資本財やハイテク、コミュニケーションサービスが上昇し、エネルギーが最も下げました。
個別株を見ると、昨日はボーイングが10%上昇。開催されていたイベントで経営陣が翌年の強気見通しを見せたことが好感されました。キャタピラーも上昇しています。
ソフトウェアのモンゴDBは見通しを上方修正して22%高騰。他にもインテルが10%上昇、アップルやマイクロソフトも上昇、小売大手のウォルマートも続伸しています。下げたのはシェブロン、コカコーラ、ウォルトディズニーなど。
ハイテクが反発したことで日本株も半導体やAI株に期待が持てそうです。5万円に戻れるのか?では次は日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均は続伸!5万円台にタッチするも反落。
今日の日経平均は寄り付きから上昇。主力株の買い直しが入って買い優勢でスタートしました。
そのままレンジになった日経平均ですが、前場の最後に買い上がる展開を見せました。そのまま後場に入ってから一段高に。日経平均は午後になると5万円に回復しました。
しかし、警戒しておくべきは金利で、追加利上げの可能性もある中でもう一歩買いが続かず。半導体株は買われたものの、値下がり銘柄数の方が多い相場になりました。最終的に日経平均は561円高の49,864円で大引けとなりました。TOPIXは6ポイント安の3,334でした。

今日の売買代金は5兆4222億円。非鉄金属、サービス、不動産などが上昇し、銀行や小売、電気ガスなどが下落。プライム市場の値上がり銘柄は26%、値下がり銘柄は69%でした。
今日はソフトバンクG久しぶりの反発。トランプ大統領による次期FRB議長の人選がわかってきて、有力候補にハセット氏が取り上げられています。利下げスタンスの人物であることからテックが買われた形ですね。
他にもレーザーテックや東京エレクトロン、フジクラや住友電工なども上昇。良品計画は続落、TDKやファストリ、サンリオ、任天堂、コナミなどが下落しています。銀行や電気、陸運など内需セクターが弱めですね。
今日の相場は強かったものの、主力企業が押し上げた印象です。全体的な地合いはまだはっきりとトレンドが出ておらずですね。
では、また続きは夜のライブで。明日もいい波乗っていきましょう!

