【1/15相場まとめ】米国ハイテク下落で3指数続落。日経平均反落もグロース続伸。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

今日の日経平均は反落となり、ここ連日の続伸モードにちょっとブレーキがかかりました。一方でグロース株は堅調で、中小型株が強いです。米国株も続落で、引き続き地政学リスクが警戒されて揉み合いに。

昨日ライブでは直近の相場の動きを解説していましたが、こちらに収録版が上がってるので、また見ておいてください。
https://youtube.com/live/VLQh8XK2FLI?feature=share

では今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】ハイテク株売り、金融株も下げて3指数とも下落。

米国マーケットは引き続き地政学リスクが警戒され、さらにハイテク株の上値が重く、決算が続々と出てきた金融株が売られました。

ダウ平均は小幅安でスタートし、序盤は方向感に欠けましたが、そのあとは反発する場面も見られました。上に下に動きつつ、中盤以降は買い上がる展開に。

しかし、主力株への売りが重なったことで最終的には42ドル安の49,149ドルで大引け、続落で昨日の取引を終えています。

S&P500は37ポイント安の6,926と引き続き下落。ナスダック数は238ポイント安の23,471となりました。

セクターごとで見ると11業種中6業種が上昇。昨日もエネルギーが上昇し、生活必需品や不動産が続きました。一般消費やハイテクが下げています。

昨日は総じてM7が弱く、メタが下落し、Amazonやマイクロソフトなども弱いです。テスラ、ネットフリックスなども続落。この辺りは決算も近くなるためもう少し揉み合いそうな雰囲気ですね。

エヌビディアも下落して、中国がAI半導体「H200」の輸入を許可しないとの報道が出て売られました。

決算発表をしたウェルズ・ファーゴは売上とEPSが予想を下振れ。金融株も今回の決算は弱い動きです。

さて、そんな米国株は3指数が揃って下落し、特にハイテクが重い動きです。国内のマーケットも主力が売られそうな雰囲気で、国内の解散選挙の報道も目立ちます。

では日本マーケットも見ていきましょう。

【日本株】日経平均は反落!加熱感から相場にブレーキ

今日の日経平均は寄り付きから下落。

54,000円を早々に割れると、10時頃には今日の安値に到達しました。これが53,700円あたり。しかしそのあとは円安が追い風になり、前場は少し反発して相場を終えました。

後場に入ってからも流れは変わらずで、世界的なリスクオフの雰囲気もあり、積極的に買い上がる動きは見られませんでした。

また、今日は午後に半導体大手のTSMCの決算が出ましたが、大幅な最終増益となったことで相場に安心感も見られました。投資家心理にプラスで、序盤に売られた分を少し取り戻すように引けにかけて少しずつ浮上。最終的に日経平均は230円安と4日ぶり反落となりました。

今日の売買代金は6兆9627億円でした。セクターごとで見ると銀行、輸送用機器、鉄鋼が値上がり上位で、情報通信、精密機器、陸運などが値下がり上位となりました。プライム市場の値上がり銘柄は72%、値下がり銘柄は24%でした。

今日はアドバンテストやソフトバンクG、ディスコなどが下落。他にもファストリ、KDDI、東京電力、ファナック、安川電機も下げました。決算を抜けたSHIFTも急落。

一方で強かったのはトヨタや銀行株など。今日も売買トップはキオクシアで、三菱重工や任天堂も反発しました。今日も第一稀元素化学工業や東洋エンジニアリングはストップ高となっています。

今日は小型株も見ていましたが、パワーエックスが大幅反発。マイクロ波科学は売られましたが、noteやアストロスケールは強い流れです。

今日みたいに半導体が売られて大型が少しブレーキとなると小型に流れてくるのはよくあること。グロースの売買代金を見ても上位は10%以上上昇している銘柄も多くありますね。そしてTOPIXも堅調で、高値を更新しています。

今日は日経が下げましたが、それでも3,000円ほど上げていたので、ちょうど良い休憩時間になりましたね。

では明日もいい波乗っていきましょう!