【10/28相場まとめ】米国株は連日で高値更新へ。日経平均は3日ぶり反落も5万円台キープ。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。

今日のマーケットは日米で明暗が分かれましたね。米国株は連日で高値更新、日本株は下落へ。今日はトランプ大統領と高市総理の会談もあり、私も見ていましたが素晴らしかったですね。

石破さんの時との対応の違い、、、苦笑

石破さんは中国寄りなので、当然のことではありますが、ここまで露骨に違いがあると面白いです。政治の世界もいろんな力学で動いているのですね。

さて、では今日の相場を振り返りましょう。10月相場もあと数日です。

【米国株】連日で最高値を更新!主力決算が続々と。

マーケットは米中の貿易摩擦が緩和されるとの思惑からリスクオンが続いています。

ハイテク株中心に買い上がる展開になり、3指数とも最高値更新しています。ダウは205ドル高の47,412ドルで寄り付き、序盤はレンジもありましたが、中盤からは少しずつ回復。終盤にかけて上げ幅を拡大していき、最終的に337ドル高の47,544ドルで引けました。これでダウは3日続伸。

ナスダックも432ポイント高の23,637、S&P500も83ポイント高の6,875と、それぞれ3日続伸しています。素晴らしいですね🌊

昨日は11業種のうち9業種が上昇。コミュニケーション・サービスとハイテクが堅調で、一般消費財も上昇。生活必需品と素材の2つが下落しています。

昨日はエヌビディアが2.8%上昇。テスラやアップルなども上昇しており、ハイテク株高になりました。半導体のクアルコムがエヌビディアに対抗する次世代AIデータセンターチップを2027年に始めるとのことで11%ほど上昇へ。

パランティアもポーランドとの国防の話から買われています。バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイは、バフェット退任が悪材料になって売られました。

また、ここまで強かったゴールドやシルバーなどに売りが出ています。コモディティも少し流れが変わってきましたね。

【日本株】日経平均は3日ぶり反落!全体の9割の銘柄が売られる。

今日の日経平均は155円安の50,357円で寄り付き。

ここ数日で1,200円ほど上昇していた日経平均、今日は利確売りにおされる形になりました。ここまでの上昇が高市総理とトランプ大統領との会談で、期待感から買われていた部分もあったので、少し事実売りになった形。

また、後場からは円高に振れたことで指数も重くなりましたね。しかし、半導体やAI株が買われたことで指数を買い支えし、個別株を見ると約9割の銘柄が下がっていますが、日経平均の下落幅で見れば290円ほどの下落。5万円キープできたのは良かったですね。

最終的には293円安の50,219円で大引けとなり、3日ぶりに反落となりました。

売買代金は5兆8852億円。情報通信のみ値上がりし、金属製品、繊維、建設などが下げました。

今日もソフトバンクG、東京エレクトロンなど主力は堅調。しかしファストリ、アドバンテスト、ファナック、ニデックなどが下落。ニデックは経営の不透明感から約20%下落となりました。日経平均採用銘柄からも外れる用で、代わりにイビデンが入ることから上昇。さらに目標株価を従来の7,300円から11,500円に引き上げました。

他にも下方修正したキヤノンが下落、日東電工、リクルート、三菱商事や京セラ、東ソー東海カーボンなども下げました。

さて、大引け後にアドバンテストの決算が出ましたが、上昇修正でしたね。半導体のど真ん中企業ですから注目していましたが、いい結果に一安心。米国はペイパルやvisaカードなどの決算が出ますね。

アマゾン、アップル、エクソンモービルなども週内で決算が出るため、日米ともに引き続き決算に注目です。

では明日もいい波乗っていきましょう!