
テクニカルアナリストの向川です。
今日も続伸となり、日経平均がぶち上げ。ついに58,000円の世界にタッチです。数年前まで3万円とかでウロウロしていたのが懐かしい…。笑
米国も欧州も荒れていて、地政学リスクもあり、さらに欧州も経済的に厳しい状態なので、世界の投資マネーが日本や韓国などアジアに入ってきています。これも追い風になっているのは間違いないでしょう。
そして明日朝はエヌビディア決算です。世界が注目するイベントですが、今月に入ってからAI懸念によってハイテク株が売られており、ここ最近でも最も逆風の中での決算です。
今夜は21時からライブですが、改めて今後の相場展望を見ていきましょう。時間になったらこちらからどうぞ!
→https://youtube.com/live/6Fpscqclwso?feature=share
【米国株】AI懸念が一服で大幅反発、ソフトウェア株急騰。
ここ最近の冴えない米国マーケット、その要因はAI懸念でした。
AIによる業界破壊・ソフトウェア代替など、ネガティブな観測が続いたことで売りが加速。しかし、昨日はその流れが一変するほどの急反発となりました。
ダウ平均は小幅高でスタートし、寄付きから堅調な動き。節目の49,000ドルまで上昇して、中盤には49,200あたりまで上昇しました。
ホームデポの決算も良かったです。予想上振れで+2%近くあげて、ダウを支えました。
後半に入っても失速することなく、幅広い銘柄が買われたことで堅調なマーケットに。最終的に370ドル高の49,174ドルで引けました。
また、昨日はソフトウェア株ETFが+1.5%、AMDがメタとの大型AIチップ契約を結んだことで8%ほど上昇するなど、テック・半導体株主導でナスダックが強く上昇しました。IBMも前日のAI懸念売りから回復しましたね。
S&Pは高値圏に回復し、52ポイント高の6,890まであげました。ナスダックは236ポイント高の22,863で引けています。

昨日は11業種のうち9業種が上昇。一般消費財が最も上昇し、資本財や公益事業が伸びました。一方でヘルスケアとエネルギーが下落しています。
昨日のビッグニュースはAMDとメタですね。複数年にわたる契約を締結したとの報道があり、AMDは8.8%上昇。半導体をめぐって脱エヌビディアの動きも加速しています。
こうした流れから今日の日本株もいい流れで始まりそうな気配でした。では日本株も見ていきましょう。
【日本株】日経平均は初の58,000円台へ!
今日の日経平均は374円高の57,695円と続伸スタート。
円安、そして米国株高で相場が加速。序盤から上げ幅を広げて、前場のうちに58,000円台に到達。後場も一段高となりました。
やはり今日も半導体・AI関連が強く買われ、指数をけん引。海外投資家の日本株シフトも見られ、買い越し継続です。これによってリスクオン色が強まり、さらに高市政権の政策期待が相場を支えています。
加えて、日銀の人事案も出てきて、早期利上げ観測が後退しました。これもあって銀行株が重め。輸出株・ハイテク株を支えましたね。
日経平均は大引けにかけて少し下げましたが、最終的には1,262円高の58,583円で大引け。史上最高値を更新です!TOPIXは27ポイント高の3,843、グロース250が6ポイント高の735と3日ぶりに反発しました。

今日の売買代金は8兆8873億円。非鉄金属、電気機器、不動産などが上昇し、鉄鋼、銀行、鉱業などが下落。プライム市場の値上がり銘柄は54%、値下がり銘柄は41%。
今日はフジクラ、住友電工、古河電工などの電線株が買われて、ファナック、アドバンテスト東京エレクトロン、東京エレクトロン、ディスコ、信越化学なども堅調でした。防衛、金融などが弱め。
さて、何を言っても明日のエヌビディア決算で流れが変わるかも知れず、すでに好決算を織り込んでアドバンテストなど半導体が上がっていますが、月末も近く、59,000円を超えるかは不透明ですね。
他にもセールスフォースやスノーフレイクなど、最近話題のソフトウェア株の決算も出てくるので、こちらにも注目しましょう!

