【3/31相場まとめ】日経平均4日続落。中東警戒で原油高止まりのジェットコースター相場で3月相場が終了しました。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

今日で3月相場が終了、そして明日から4月ですね。春到来というところで、私も人生初の花粉症かもしれず、鼻炎の薬を試飲しつつトレードしてました。

今日も中東報道に振り回される乱高下で、一時プラ転したものの、再び売られて、まさにジェットコースター相場。原油もまだまだ高いですね。

では、今日の相場も振り返りましょう。

【米国株】イラン停戦報道の否定で急失速、原油105ドル突破でハイテク株は下落

昨日の米国は引き続きハイテクが売られました。

トランプ大統領が自身のSNSで「イランと真剣な協議を行っており、大きな進展があった」と投稿。序盤は停戦期待から買い戻しが先行しました。

ダウは一時450ドル超の急反発を見せましたが、イラン外務省が「戦争開始以来、いかなる交渉も行っていない」と米国側の発言を否定。この否定報道により市場の楽観ムードは一気に吹き飛び、株価は急失速しました。

ダウ平均は116ドル高の45,283ドルでスタート。前半は堅調でしたが、後半から失速。引けにかけて売りが加速し、一時は45,057ドルまで下落しました。

その後は持ち直したものの、最終的には49ドル安の45,216ドルで引けました。

また、WTI原油が再び急騰して、105ドル台まで到達。イラン戦争の長期化とインフレ再燃への警戒感が上値を重くしました。こうした懸念からハイテク株に売りが集中。

ナスダックは153ポイント安の20,794、S&P500は25ポイント安の6,343と3日続落となりました。

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ダウとS&P500はプラス圏を維持したものの、日中の急反発分をほとんど吐き出して引けています。テクニカル的にも上値の重さを感じる嫌なチャート形状ですね。

ダウ平均は反発しましたが、自律反発の域を出ておらず、下落トレンドの流れはそのまま。ニュースのヘッドライン、そしてトランプなど要人発言で乱高下する相場です。

【日本株】中東報道に振り回される乱高下、一時プラ転も戻り売りに押され4日続落

次に日本株も見ていきましょう。

前日の米国ハイテク売りの流れから、朝方から半導体関連を中心にリスクオフの売りが先行しました。

日経平均は一時1,300円を超える大幅下落となり、一時50,600円まで下げました。しかし日中、「トランプ米大統領がイランに対する軍事攻撃の終了を示唆した」との報道が出ました。

これで原油価格が急落し、米ダウ先物が上昇。これを受けて日経平均も買い直され、一時前日比でプラス圏まで上昇しました。

しかし、中東情勢の先行きに対する不透明感は変わらずで、後場にかけては再び売りが優勢に。終わってみれば800円超の下落で「4営業日連続の下落」という上値の重い展開になりました。

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今日は東京エレクトロンやアドバンテストなど寄与度の高い主力半導体株が売られ、日経平均を押し下げています。SOX半導体も急落で、セクター全体に重しです。

エネルギー株も乱高下しており、朝は原油高への警戒から買われていたものの、日中の「攻撃終了を示唆」の報道で急落するなど神経質な展開です。

日経平均は一時プラ転したものの、再びマイナス圏へ深く沈んだことで「自律反発を狙って高値掴みした」投資家のシコリがさらに意識されている模様。

売買代金は今月19日以来となる8兆円台に乗ったのは良かったですが、売買代金上位の大型株は全体的に売られています。しかし、中小型株の一部は買われている銘柄もありました。

今日は1日のうちに数千円幅で上下するジェットコースター相場で、典型的なニュース相場かつショートカバー主導の相場です。ファンダメンタルズではなく、短期的な需給だけで動いていますね。今日は値下がり銘柄が900を超え、全体の6割近くを占めています。

テクニカル面では、日足チャートで「長い上ヒゲ」を残して陰線で引けており、上値の重さと戻り売りの圧力の強さが浮き彫りとなった厳しい形状です。

4日続落となり、下落トレンドがより鮮明。VIX指数が高止まりする中、今は引き続き資金管理が最優先されるフェーズですね。

では、明日もいい波乗っていきましょう!