【7/27相場まとめ】中東リスク後退で日経反発!今週は注目イベント目白押し。

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

7月最終週、スタートしました。今日の日経は反発、多くの銘柄が値上がりました。

一部の半導体はまだ重いのと、上がったといえど日経は65,000円には戻れず。そして今週は注目イベントが続くため、まだまだどうなるかわかりませんね。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】先週末の米国株ザクっと振り返り

中東情勢が悪化し、原油が上昇しましたが、仲介国パキスタンとイランが米国との新たな協議の道筋を模索していると報じられました。

これによって原油が急落、インフレ再燃懸念が和らぎ、ダウ平均を中心に反発しました。一方で、メモリー関連株は売られ、マイクロン・テクノロジー(MU)が約7%安。前日決算発表のインテル(INTC)もほぼ全面安の展開(8%近下落)となりました。

最終的にダウ平均は235ドル高の51,947ドル、S&P500は3ポイント高の7,411、ナスダックは161ポイント安の24,975と続落しています。

アップル(AAPL)は底堅く推移し、+3.53%と大きく上昇して相場を下支えしました。セールスフォース(CRM)は退役軍人省との契約締結が材料視され、4%超の上昇となりました。IBM(IBM)も3.6%高と買われています。

サンディスク(SNDK)やインテル(INTC)など、メモリー市況への懸念から下落しています。アメリカン・エキスプレス(AXP)も決算を発表、総収入が市場予想をわずかに下回ったことが嫌気され、4.30%安と売られました。

原油安の恩恵を受けるオールドエコノミー主体のNYダウやS&P500は、前場中盤に上昇したのちプラス圏をしっかり維持して引けています。ハイテクが重かったことからナスダックは下落です。

週末に起こった原油安、これがマーケットを回復させました。日本株にとって追い風になるか、では次は日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均は320円高と反発。プライム市場の9割近くが上昇

今日の日経平均は553円高の65,164円と反発スタート。

原油価格が下落したことが好感されて、いい流れで始まりました。途中で売られる局面もあり、後場に入っても下げる場面もありましたが、後半にかけては再び買い上がり。最終的に320円高の64,931円で大引けとなりました。

TOPIXは54ポイント高の4,066、グロース250が8ポイント高の694と反発しています。

今日はゲーム株や消費・サービスなどの内需系グロース株へ広くローテーションしました。プライム市場の値上がり銘柄数が全体の89%に達し、ほぼ全面高へ。

メモリー市況懸念などから半導体株が軟調で、アドバンテスト等の主力半導体株に売りが継続しています。値上がり寄与トップのファストリ(9983)が1銘柄で日経平均を約92円押し上げ、リクルートHD(6098)と合わせて約138円分上昇。

他にもコナミG(9766)、バンダイナムコHD(7832)、京セラ(6971)、ソニーG(6758)、ファナック(6954)などが上昇をけん引しました。業種別では空運、その他製品、ゴムなどが上昇率の上位を独占です。

一方、値下がり寄与トップのアドバンテスト(6857)が1銘柄で日経平均を約136円押し下げ。ソフトバンクG(9984)、信越化学(4063)、中外製薬(4519)などが続きます。

プライム市場全体の騰落数は、値上がり銘柄数が89%(194銘柄)に対し、値下がりはわずか8%(31銘柄)。日経平均の上昇率(+0.50%)に比べ、TOPIX(+1.37%)の上昇率が上回っています。

今日は指数すべてが朝方の寄り付き直後に半導体の売りに押されて一時マイナス圏まで急落。しかし前場中盤からは右肩上がりに下値を切り上げる底堅いV字回復の軌道になりました。しかし心理的な節目の65,000円は戻れずですね。

今週は米国でメガテック(アルファベット、テスラ、マイクロソフト、メタ、アップル、アマゾンなど)の決算発表です。そして国内も東京エレクトロンやキオクシアなども。

これらのイベントに注目です。では、明日もいい波乗っていきしょう!