
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
今日のマーケットは反発となりました。日経3日ぶり反発、ダウ平均は4日ぶり反発ということで、いくつか好材料も出てきましたね。
さらに今日は小型グロース株もいい流れで、最後も引けにかけて急騰。中心銘柄たちも一気に上げました。ゴールドやビットコインも反発の兆しを見せています。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ダウ平均は119ドル高と4日ぶり反発へ
昨日は米国財務省の国債買い入れ上限引き上げのニュースが出ました。
世界的な金利急騰が続く中での対策と受け止められ、前日まで急上昇していた米長期金利が急低下しました。
ダウ平均は120ドル高の53,463ドルで始まり、寄り付き後は下げたものの、そのあとは上昇幅を拡大。以降は上値が重かくなりましたが、最終的には寄り付きと同じ53,463ドルで大引けに。
S&P500は16ポイント高の7,707、ナスダックは41ポイント高の26,331と、それぞれ4日ぶりに反発しています。

昨日はワクチンの臨床試験成功を発表したモデルナ(MRNA)が急騰。メルク(MRK)と共同開発中のがんワクチンが再発リスクを低下させたと発表。これによって+177%の大暴騰となりました。
グーグル(GOOG/GOOGL)との提携拡大を発表したマーベル・テクノロジー(MRVL)が買われたほか、販売低迷から脱却の兆しを見せたターゲット(TGT)も堅調でした。
OpenAIの赤字拡大報道から半導体セクターは少し重め。他には家具大手のレイジーボーイ(LZB)が大幅安となりました。
ダウやS&P500、ナスダックは金利急低下の追い風を受けて反発。ダウ平均は4日ぶりに反発で、指数が堅調さを取り戻しつつあります。では次に日本株も見ていきましょう。
【日本株】日経平均は890円高と3日ぶり大幅反発へ
今日の日本市場も金利急低下をきっかけに買い戻し相場となりました。
これまでの半導体一極集中から出遅れ内需株・好業績バリュー株、さらにはグロース株へと資金がシフト。金利低下や業績見直しを好感した幅広いセクターの主力株が買われ、序盤から上げ幅を拡大。
後場も強い流れが続き、半導体銘柄が買われてさらに勢いが強まる相場になりました。最終的に日経平均は890円高の66,216円で大引けに。TOPIXは47ポイント高の4,059と4日ぶりに反発。グロース250は34ポイント高の776まで上げました。

自動車セクターではトヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)、日産自動車(7201)が揃って買われています。
ディフェンシブ・内需では関西電力(9503)や東京電力HD(9501)の電力株、中外製薬(4519)、第一三共(4568)なども堅調。金利低下が追い風となる三井不動産(8801)や三菱地所(8802)の不動産株も買われています。
ハイテク・半導体からはキオクシアHD(285A)が大幅高、ソフトバンクG(9984)やアドバンテスト(6857)が堅調に推移。一方で、東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)、SCREEN HD(7735)、イビデン(4062)、京セラ(6971)などは下げています。
今日は全体的に強い相場になりましたが、前場・後場を通じてグロース250の強さが目立ちました。右肩上がりの買いが続き、大引けにかけて一段高になっています。
遅れバリュー株やグロース株が新たな風を届けて、下値を切り上げながら再び直近高値まで目指せるか?日経7万円までの流れに期待したいですね。
では、明日もいい波乗っていきましょう!


