【8/18相場まとめ】中東情勢の悪化に金利高で日経反落!米国株も続落へ。

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

先週の上昇相場から一転、今週は重い立ち上がりとなりました。

米長期金利の上昇に加え、国内の長期金利が一時2.945%まで急伸。金利上昇がマーケットを押し下げており、再び原油も反応中ですね。

半導体株の急落もあって指数は下げましたが、こうゆうときもあるでしょう。ずっとあげ続ける相場はないですからね。では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】指数は反落もAI好材料から半導体株は買われる。

昨日の米国株は3指数が揃って続落しました。

米国とイランの停戦期限がきましたが、トランプ大統領も終結を急がない姿勢です。中東情勢の先行きが見えなくなってきたことから原油が反応。これが売りが優勢の展開を呼び込みました。

ダウ平均は69ドル安の53,663ドルでスタート。この立ち上がりが昨日の高値となり、レンジが続いたものの買い上がる勢いは見えず。最終的に272ドル安の53,459ドルで大引けとなりました。

S&P500は40ポイント安の7,745、ナスダックは84ポイント安の26,644で引けています。

昨日はアンソロピックの売上高が前年同期比14倍超に達したと報道もありました。

これがAI実需の拡大に繋がり、メモリ・半導体株へ買いが入りました。中東情勢の不透明感は残るものの、ここ最近の経済指標の弱さから金利は安定しています。

マイクロソフト(MSFT)やメタ(META)など一部大型ハイテク株が売られたのと、今週控えるホーム・デポ(HD)やウォルマート(WMT)など米大手小売の決算発表も警戒ポイントですね。

メモリ大手のサンディスク(SNDK)が+8.88%と急伸したほか、マイクロン(MU)も+4.13%と大幅高へ。肥満症薬の好調が続くイーライリリー(LLY)もプラス圏で取引を終えています。

では次に日本株も見ていきましょう。

【日本株】日経平均は1,759円安と大幅に6日ぶり反落。

今日の日経平均は372円安の68,847円と反落スタートでした。

米長期金利の上昇に加え、国内の長期金利が一時2.945%まで急伸し、約30年ぶりの高水準に。金利急上昇が値がさハイテク株への売りを加速させました。

半導体株が売られたことで前場は大きく下げた相場になり、それは後場になっても変わらず。さらに下げ幅を拡大し、最終的には1,759円安の67,460円で大引けに。TOPIXは43ポイント安の4,140、グロース250は5ポイント安の758まで下げました。

相場を押し下げたのは半導体・電子部品株です。

アドバンテスト(6857)が1銘柄で約463円、東京エレクトロン(8035)が約373円日経平均を押し下げ、この2銘柄だけで約836円分の下落に。キオクシアHD(285A)、村田製作所(6981)、TDK(6762)、イビデン(4062)といった主力ハイテク株も売られました。

一方で、金利高・原油高において逆行高になったセクターも。海運、鉱業、石油石炭などは原油先物の上昇を追い風に反発しました。

三菱商事(8058)、三井物産(8031)の大手商社、武田薬品工業(4502)などの医薬品株、トレンドマイクロ(4704)、オリンパス(7733)、ホンダ(7267)といったディフェンシブ株も買われています。

今日は指数すべてが寄り付き直後から前引け、そして後場の大引けにかけて右肩下がりに下値を切り下げ。金利急騰をトリガーとした大口投資家の売りが重石となった格好です。

これで日経平均は5日続伸の過熱感から急反落。前週に回復した6万9,000円台から67,400円台まで約1,700円急落しました。

チャートは直近の急ピッチな上昇に対する大幅なスピード調整局面に入っており、期金利の高止まりと中東協議の進展度合いに関心が集まります。

まずはこの2つをクリアし、再びトレンド再開するまでしばし様子見ですね。

では明日もいい波乗っていきましょう!