編集部の野々村です。
6月相場が始まりましたが
さっそく動いてきています。
月初はいつも重要イベントが続きます。
昨日の米国株はハイテクが買われ、
一方でダウは下落しています。
そして為替は円高に。
現在ドル円は155円台まで
戻ってきています。
では今日の相場まとめです。
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日経平均は3日ぶり反落!ドル円は円高に。
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まず昨日の米国株ですが
まちまちの展開でした。
昨日はまず
米国の製造業の景気に関する
データが出てきました。
これが予想外に鈍化。
本来であれば
ネガティブですが、
インフレ懸念から考えると
ポジティブになりました。
結果、株高に。
特に影響があったのが
ハイテク株でした。
エヌビディアは約5%上昇、
TSMCやメタ、アマゾンなども
上昇しています。
ナスダックはハイテク株高で
底堅い展開になりました。
しかし弱かったのはダウ。
ダウは逆に景気後退の思惑から
売りが重なりました。
そして為替は円高へ。
こうした流れから
日本株も弱い立ち上がりでした。
売り優勢で取引スタートして、
日経平均は一時300円以上下げました。
売りが一巡したあとは
少し落ち着きましたが、
それでもこれまで強かった
銀行や保険なども売られています。
エネルギー株なども売られました。
終始弱い流れの相場となり、
日経平均は引き続きもみ合いです。
こちら日経平均のチャートです。
為替が動いてきたことで
株にも影響が出そうです。
引き続き注視の相場が続きます。
終わってみれば、
日経平均は-0.22%の
38,837円でした。
TOPIXは-0.38%の
2,787円でした。
グロース250は
+2.37%の631円でした。
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ドル円動くか?
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ドル円が動いてきたのは
この材料が出たからですね。
日本銀行の氷見野副総裁が
円安は輸入品のみならず
幅広い影響をもたらすと発言。
これがタカ派とみられて
円買いが進みました。
円はG10通貨全てに
対して上昇しています。
来週にひかえる日銀会合、
そして米国FOMCを前に
今から前哨戦が始まっている模様です。
植田総裁だけでなく
今の日銀は事前のリークが
多い印象です。
動いてくるときは
こうしたニュースも増えそうです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:その他製品2位:サービス業3位:不動産
【値下がり】
1位:鉱業 2位:石油石炭3位:保険
東証33業種中22業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は48%、
値下がり銘柄は48%でした。
内訳は、
値上がり795、値下がり800、変わらず54
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、リクルート、TDK、ソニーなど。
値下がり寄与トップはファストリ、
レーザーテック、ソフトバンクG、テルモなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:永谷園HD(2899)+22.32%
2位:メディアス(3154)+11.54%
3位:マースGHD(6419)+11.19%
4位:SHIFT(3697)+9.70%
5位:力の源HD(3561)+7.84%
・値下がりランキング
1位:Jディスプレ(6740)-6.25%
2位:筑波銀(8338)-5.87%
3位:千葉銀(8331)-5.86%
4位:栃木銀(8550)-5.84%
5位:ほくほくFG(8377)-5.77%
・ストップ高(一時的なものを含む)
永谷園HD(2899)+22.32%
メディアス(3154)+11.54%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:東エレク(8035)+24.52
2位:リクルート(6098)+18.63
3位:TDK(6762)+14.71
4位:ソニーG(6758)+8.34
5位:ヤマハ(7951)+6.73