編集部の野々村です。
引き続き厳しい地合いが続き、
日経平均はこれで7日続落。
かなり売り込まれており、
厳しい相場になっています。
為替も急激に円高へ、
米国株も大きく下げました。
明日は週末、
引き続き警戒モードでいきましょう。
では今日の相場まとめです。
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日経平均の下落止まらず。38,000円割れる。
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まず前日の米国株ですが
引きつづき下落しています。
テスラなど一部の
ハイテク企業の決算が悪く
売りが加速しました。
さらに出てくる
経済データから
景気後退懸念もあり、
下落相場となっています。
テスラは12%下落、
エヌビディアも7%近く下落。
ハイテク株が軒並みダウンです。
日本市場も売り優勢でスタート、
半導体中心に売られました。
為替が円高ドル安となり、
弱い展開が続いています。
昨日の茂木大臣の発言もあり、
日本の利上げが懸念されて、
政治面からも株価に影響が出ています。
後場にはいってからも
日本市場は売りが加速。
日経平均は節目の
38,000も割れました。
ここを割れるのは
終値ベースでは4月26日以来、
今年最大の下落率になりました。
売買代金は5兆1999億円でした。
終わってみれば、
日経平均は-3.28%の
37,869円でした。
TOPIXは-2.98%の
2,709円でした。
グロース250は
-1.18%の640円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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注目決算※大型株のみ※
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今日はこちらの
決算が出てきました。
大型株だけですが
シェアいたします。
【日本株】
中外製薬(4519):
上期最終19%増益で着地。
野村不動産(3231):
4-6月期(1Q)経常は5%減益。
キヤノン(7751):
今期税引き前を9%上方修正。
富士通(6702):
4-6月期(1Q)最終は4倍増益。
日産(7201):
今期最終を21%下方修正。
川崎汽船(9107):
今期経常を一転62%増益に上方修正。
ルネサス(6723):
上期最終が29%減益。
【米国株】
フォード(F):
売上6%増478億ドル、
営業益24%減18.8億ドル。
IBM(IBM):
売上2%増157億ドル、
純利益16%増18.3億ドル。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:空運2位:陸運3位:水産農林.
【値下がり】
1位:電気機器2位: 証券3位:保険
東証33業種中30業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は7%
値下がり銘柄は91%でした。
内訳は、
値上がり277、値下がり1,327、変わらず42
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
バンナムHD、エーザイ、ニチレイ、
味の素、オリンパスなど。
値下がりトップはソフトバンクG、
東京エレクトロン、アドバンテスト、
ファストリ、リクルートなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:オービック(4684)+5.50%
2位:石原ケミ(4462)+5.46%
3位:大栄環境(9336)+5.25%
4位:小林製薬(4967)+4.57%
5位:山パン(2212)+4.34%
・値下がりランキング
1位:ルネサス(6723)-13.62%
2位:コクサイエレ(6525)-11.46%
3位:サンケン(6707)-10.11%
4位:日立(6501)-9.42%
5位:SBG(9984)-9.39%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
ルネサス(6723)-13.62%
コクサイエレ(6525)-11.46%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:バンナムHD(7832)+3.43
2位:エーザイ(4523)+2.06
3位:ニチレイ(2871)+1.91
4位:味の素(2802)+1.70
5位:オリンパス(7733)+1.63