
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今日の相場もいい流れで、日経平均は最高値を更新。S&Pも連騰で最高値を更新。今夜は今週最大のイベントと言っていいでしょう、CPI発表です。
今夜は21時からLIVE放送です、時間になったらこちらからどうぞ!
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では今日の相場を振り返ります。
【米国株】まちまちの展開もナスダックは連日で最高値を更新。
今週出てきたデータから米国のインフレは鈍化しており、利下げ期待が高まる中で、昨日はナスダック中心にh上昇。
ダウ平均は20ドル高の45,731ドルで寄り付きましたが、序盤から弱い流れになりました。先日に最高値を更新したこともあって利益確定が出やすく、今夜のCPI発表を前に最終的には220ドル安の45,490ドルで取引終了。
S&P50019ポイント高の6,532となり、こちらは6,500をキープして3日続伸。ナスダックも6ポイント高の21,866で連日で最高値を更新しました。

昨日は11業種のうち5業種が上昇し、エネルギーとハイテクが相場を押し上げ。公共も上昇。6業種が下落しましたが、一般消費財や生活必需品が下落しています。
昨日はエヌビディアが4%ほど上昇、ブロードコムやARMなども上昇して、半導体株がけん引しました。ソフトウェアのオラクルはAI向けクラウドサービスの需要増から36.%高騰。一方で電子設計自動化ソフトウェアのシノプシスは36%急落しました。
その他、アマゾンやアップルなども下げるなど、一部のテックは売られています。米長期金利も4%まで下がるなど金利低下が進んでいます。これが相場を下支えしました。
では次に日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均続伸、半導体株が続伸で44,000円台へ。
今日の日経平均は38円高の43,876円と続伸スタート。
ハイテク株を中心に買い優勢の相場となり、序盤から日経平均は節目の44,000円を超えました。その後も上げ幅を広げて、前場はそのまま終了。後場に入っても流れは変わらず。
今日は13時頃に最高値をつけて、この時点で日経平均は44,396円へ。その後は利益確定の売りが出ましたが、それでも44,000円をキープ。大引けにかけて買い直され、最終的には534円高の44,372円で着地。連日で最高値を更新しました。

今日の売買代金は4兆9545億円。情報通信、その他製品、非鉄金属などが上昇し、銀行や保険、倉庫運輸などが下落。プライム市場の値上がり銘柄は43%、値下がり銘柄は53%となりました。今日はTOPIXも上昇しましたが、グロース250は反落しています。
AI株の追い風から今日もソフトバンクGが続伸。売買代金でトップになりました。他にもアドバンテスト、フジクラ、ディスコなども上昇。
キオクシアHDも一時15%ほど上昇。こちらも半導体の追い風から上場来高値を更新しています。イビデンやJX金属なども強い流れ継続。今日はエニーカラーがストップ高となり、良品計画や関西電力なども強いですね。
トヨタやUFJなど銀行株が売られており、ファストリもさえない動き。竹田薬品なども売られています。
日経平均のPERが18倍になり、やや割高感も出てきていますが、利下げ期待と新しい政治への動きなど好材料がそろっていることで相場は強いですね。
来週にはFOMCがあるため、今夜のCPIは重要な意味を持ちます。またLIVEでもこのあたり見ていきましょう。では、明日もいい波乗っていきましょう!