
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
10月最終週のマーケット、早々に日経平均は5万円を超えてきました。いよいよ新しい世界へ!
そんなメモリアルな日に、いよいよトランプ来日です。今日の夕方に日本到着、今日は天皇陛下と会うみたいですね。そして明日には高市総理との会談です。こんな胸熱の展開があるでしょうか?笑
そして今週からアップルやアマゾン、そしてアドバンテストなどの日米主力企業が続々と決算です。今年最後のハイライトと言っていいでしょう、そんな相場に突っ込んでいきますからね。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】3指数が史上最高値を更新!
まず先週末の米国株をザクっと振り返りましょう。
これまで米政府機関が閉鎖していたため、経済指標が出てきませんでした。しかし、先週末はCPIが発表され、これが鈍化していたためマーケットはポジティブに反応。
ダウ平均、S&P、ナスダック、それぞれ序盤から買い上がる展開になり、後場に入っても大きく流れは変わりませんでした。結局マーケットはそのまま買い優勢となり、大引けにかけてやや下げたものの、終日いい相場になりました。
最終的にダウ平均は472ドル高の47,207ドルで引けました。S&P500も9ポイント高の4,496、ナスダックは22ポイント高の15,041で引けています。ナスダックは3日連続で史上最高値を更新です。

11業種のうち7業種が上昇し、金融やエネルギー、資本財などが上昇。一方でヘルスケアや不動産などが下落しました。
半導体メモリーのウエスタンデジタルがキオクシアと合併に向けた交渉が進んでいるとの報道もあり、同社は高騰しました。エヌビディアなど半導体株も堅調でしたね。
他にもアメックスやJPモルガンなど金融株も堅調で、いい流れで週末の相場を終えました。
では今日の日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均は大幅続伸、初の5万円へ
今日の日経平均は買い優勢でスタートしました。早々から5万円を超え、そのままの勢いで前半は買い上がりました。
週末の米国株が強かったこともあり、米中のバチバチが緩和、そして円安加速も追い風に。今日は値上がり銘柄数が1,400を超えて、全体の8割になりました。
日経平均は後場に入ってからも堅調で、引けにかけてさらに買い優勢に。最終的に日経平均は1,212円高の50,512円で大引けとなりました。

今日の売買代金は6兆1130億円。非鉄金属、精密機器、証券先物などが上昇、今日は33セクターすべてで上昇でした。プライム市場の値上がり銘柄は87%、値下がり銘柄は10%。
今日もソフトバンクGが売買高トップで、アドバンテストやフジクラが上昇。その他も三菱重工や川崎重工、三井E&Sなどの造船株も堅調でしたね。東京計器や東洋エンジニアリングも大幅高へ。今日はファストリ、アドバンテスト、ソフトバンクGで日経平均を725円押し上げました。
こんな地合いだからこそ見ておきたいのが下がっている銘柄。たとえば信越化学やリクルートなどは下落しています。他にも安川電機、霞ヶ関キャピタルがストップ安に。良品計画やシマノ、ワークマンなども下げました。
急騰した日経平均ですが、過熱感が警戒されつつも高値を更新、そして節目の5万円を超えたのはポジティブですね。高市&トランプ会談で良い流れになればさらに勢いも出そうな雰囲気です。
では、明日もいい波乗っていきましょう!


