【1/21相場まとめ】米国株急落!日経平均も続落、地政学リスク再燃。値下がり銘柄多数の相場に。

コラム

テクニカルアナリストの向川です。

引き続き今日も重い相場が続いています。米国株が急落し、今日の日本市場も微妙な動き。値下がり銘柄が1,200を超えました。一部のテックは強かったものの売り優勢でしたね。

また、今夜は21時からライブ放送です。時間になったらこちらから放送開始です!
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では今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】リスクオフ相場で3指数とも急落。

年始からベネズエラの件があり、今はグリーンランドの件で相場がピリッとしています。

トランプが欧州の8か国に追加関税の考えを示すなど、米欧の対立が続いていることで、売りが優勢の相場に。

ダウ平均は序盤から下落し、すぐに買い直されたものの次第に上値が重くなりました。中盤頃になると再び買われる局面もあり明日が、後半に入ってからはさらに売りが加速。最終的にダウ平均は870ドル安の48,488ドルで引けました。

S&Pは143ポイント安の6,796、ナスダックは561ポイント安の22,954まで下げました。下落幅で見るとナスダックが最も下げており、ハイテク株が重いことが伝わります。

米国の長期金利も上昇しており、さらにデンマークの年金基金が米国債投資から撤退する計画との報道も出たことでさらに金利高に。これもマーケットにネガティブになりました。昨日は11業種のうち生活必需品の1業種だけ上昇。それ以外は下落しています。

昨日はディフェンシブ株が買われていて、コカ・コーラやユナイテッドヘルスなどが上昇しました。決算を発表したスリーエムは収益見通しが下振れしたことで急落しました。

アナリストが投資判断を引き上げたインテルは上昇した一方で、エヌビディアやアップル、グーグルなどは下落しました。

米国の10年債利回りが4ヶ月ぶりの水準となる4.3%まで上昇しましたが、ベッセント財務長官は日本の金利上昇が米国に影響を与えている旨の発言もありました。片山財務大臣は安心するようにメッセージを出していますが、今の相場を見るうえで為替と金利の動向はとても重要です。

では次に日本マーケットも見ていきます。

【日本株】続落の日経平均は5日連続で下落

ここまで売られていた日経平均ですが、米国株のイヤな流れそのままに、今日も下落スタート。一時は52,000近くまで下げるなど重い立ち上がりとなりました。

しかしすぐさま反転し、そのまま買い優勢の相場に。ここ連日の金利高が止まらないことも相場が重い要因ですが、今日は長期金利、超長期金利ともにやや下落しました。

前場引け時点ではプラスでしたが、後場に入ってからはレンジになりました。押し目買いも入ったことで下支えされ、15時頃には再び上昇しましたが、最終的に日経平均は216円安の52,774円で大引けとなりました。

今日の売買代金は6兆6816億円。セクターで見ると銀行、保険、サービスなどが下落した一方で、非鉄金属、石油石炭、電気ガスなどは上昇。プライム市場の値上がり銘柄は20%、値下がり銘柄は75%でした。

値上がり寄与トップはアドバンテストで、値下がり寄与トップはファストリ。また、今日は引け後の決算に注目していたディスコですが、経常は2%増で6期連続最高益となりました。

キオクシアは続伸、今日も売買高トップでしたね。他にもフジクラ、アドバンテスト、古河電気などが上昇。半導体からはローツェ、イビデンなども強かったです。IHIや川崎重工なども買われていますね。

弱かったのは銀行株で、UFJなどメガバンクの下落が目立ちました。高騰したアステリアも急落し、東洋エンジニアリングも急落しました。その他、サンリオやパンパシ、ソニー、TDK、イオンなども下落しています。

グリーンランド巡る問題が少し長引きそうで、先行きの不安がまだ残りそうです。今夜はトランプの発言も出るため、場の流れが変わるきっかけになればいいですが…。国内は衆院選の動きも注視で、もう少し不安定な局面が続きそうな気配ですね。

では、続きは夜のライブで。明日もいい波乗っていきましょう!