
テクニカルアナリストの向川です。
引き続き中東情勢が緊迫化しており、日米ともに調整局面が続いています。今日の日経平均も2,000円ほど下落し、これで高市政権の圧勝によってぶち上がった株価が元に戻りました。
節目の55,000円も割れて、少し前まで6万円か?なんて言ってたのも束の間、荒れた相場になっています。
今日は水曜なので相場展望ライブの放送です。こんな時こそ見ておきたいもので、私は今日でいくつか買い増ししていまして、面白い相場になってきたなとワクワクしています。下がった時こそ投資家は嬉しいものですからね。(ただでさえ上がりすぎてたので)
こちらのURLからライブ放送です、21時になったら集合ください。
→https://youtube.com/live/Wm39iaxufJE?feature=share
【米国株】中東情勢緊迫で大幅下落もトランプ発言で小反発
米国とイスラエルによるイラン攻撃が長引きそうで、まだまだ先行きが見えないことから株が売られています。
さらにホルムズ海峡の封鎖懸念が広がり、原油価格が急騰。これによってインフレ再燃、そして景気悪化懸念が強まりました。
ただ、トランプ大統領が海軍によるタンカー護衛や保険提供を表明するなど、ややリスクオフが一服する場面もあり、後場に急回復しています。
3指数とも序盤から売りが優勢で、ダウは1,277ドル安を一時下げましたが、その後はトランプ発言もあって回復。後半にかけて下げ幅を縮めています。
しかし、上値が重い展開は変わらずで、ダウ平均は最終的に403ドル安の48,501ドルで引けました。
エネルギー株は堅調も、航空・クルーズ・旅行関連株が弱く、全体を圧迫しています。ディフェンシブ株はまだ堅調ですが、テックはまちまちでナスダックの下げが目立ちますね。
ナスダックは232ポイント安の22,516、S&P500は64ポイント安の6,816と反落しています。

昨日は全11業種が下落。アドビやIBMなどソフトウェア株はやや反発しましたが、ボーイングやナイキなど下落。マイクロン・テクノロジーやフラッシュメモリのサンディスクなどが急落。決算を発表した小売のターゲットは業績好調から買われています。インテル、デル、アリババ、TSMCやAMDなど半導体やハイテクが重いですね。
米国だけでなく欧州株も下落しており、世界的な株安の流れです。日本市場も軟調な展開になりそうで、朝方から時間外で下落していました。次はその日本株も見ていきます。
【日本株】日経平均は大幅に3日続落!
さて、今日の日経平均ですが、808円安の55,470円でスタートしました。
中東情勢の悪化、ホルムズ海峡の封鎖によって日本への物流にダメージなどが考えられ、今日もこれらの売り材料から売り優勢に。
加えて、韓国株も急落しており、サーキットブレーカーが発動。急落時に発動するもので、海外勢が一気に売っています。
ドル円は157円台後半で、円安進行も株価の下げを緩和することはできず。なにか材料があるわけでもなく、前場だけで約2,000円ほど下げました。
後場も下げ幅を拡大し、じりじりと下落。今日は半導体・ハイテク関連が全面安で指数を大きく押し下げ。最終的に2,033円安の54,245円で大引けとなり、これで日経平均は3日続落です。

売買代金は10兆5696億円。今日は石油石炭、非鉄金属、卸売などが特に下落しましたが、すべての業種が下落しました。プライム市場の値上がり銘柄は7%、値下がり銘柄は90%。
アドバンテスト、東京エレクトロン、東京エレクトロンなどが指数を押し下げ、ソフトバンクGやフジクラなども下落が止まらず。UFJ銀行などメガバンクも下げており、防衛や電線も下落。
その一方で任天堂やヤクルト、サンリオなどは買われており、ベイカレントやオリエンタルランドなどここ最近で売られていた銘柄が買われています。
明日以降も中東情勢に注目で、地政学リスクがさらに悪化すれば5万4,000円を割れることも考えられます。そして週末は雇用統計も控えており、さらに押し下がる可能性もあります。
また、明日は半導体のブロードコムが決算を発表。この地合いでどんな決算が出てくるかにも注目ですね。では明日もいい波乗っていきましょう!

