解雇規制に意欲的な河野太郎氏・小泉進次郎氏が総理大臣になった場合の本命株について一挙紹介

コラム

From:編集部 小早川

自民党の総裁選挙の動きが活発になってきました。

有力な候補者が続々と立候補を発表しており、誰が当選するのか大きな注目を集めています。

候補者が乱立している状況ではありますので、誰が当選するかは今の段階では正直わかりません。

しかし、有力候補者である河野太郎氏と小泉進次郎氏が解雇規制緩和に意欲を示しているといったニュースが流れました。

今回はもしこの2人が総裁になった場合に上昇が期待できそうな銘柄について紹介をします。

河野氏・小泉氏が総裁になった場合に本命銘柄となり得る5つの銘柄を一挙紹介!

非常に単純ではありますが、解雇規制が緩和された場合、真っ先に上昇が期待できるのは人材転職関連の銘柄でしょう。

なぜなら、人材の流動化が活発化するからです。

今回は人材定食関連の銘柄の中でも特に期待ができそうな5つの銘柄について紹介をします。

  • タイミー
  • パソナ
  • フルキャスト
  • クラウドワークス
  • ココナラ

それぞれの銘柄の特徴や、最近の株価について紹介しますので、投資をする際の参考にしてください。

タイミー(215A)

出典:GoogleFinance

タイミーは2024年7月26日に東京証券取引所グロース市場(証券コード:215A)に新規上場しました。

タイミーは、2016年に設立された企業で、アルバイトやパートタイムの求人に特化したマッチングプラットフォームを運営しています。

主力サービスである「タイミー」アプリは、短期・単発のアルバイトを中心に、企業と求職者をリアルタイムでつなぐ革新的なシステムを提供しており、利用者は一気に増えました。

タイミーの特徴は、簡単な応募プロセスと迅速なマッチング、さらに業務報告や給与支払いなどの管理機能を一括して提供している点です。

タイミーのサービスはまさに解雇規制緩和とマッチしており、今後人材が流動化すればより利用者は増えるのではないでしょうか?

上場ご祝儀もありますが、7月の上場以来20%以上上昇しており、今回もし河野氏、小泉氏が総裁に選ばれれば、さらなる株価上昇も期待できそうです。

パソナ

出典:GoogleFinance

パソナは言わずと知れた人材転職大手の企業です。

竹中平蔵氏が関わっていることでも有名な企業で知っている方も多いのではないでしょうか?

人材抵触の会社はたくさんありますが、パソナは最大手になるので、今後解雇規制が緩和されればより多くの収益が期待できます。

小泉純一郎総理大臣が非正規雇用の緩和を打ち出した時と同じような状況になるかもしれません。

年初来の株価は約15%のマイナスですが、今後の巻き返しに期待ができそうです。

フルキャスト

出典:GoogleFinance

フルキャストは、1990年に設立された日本の人材サービス企業で、主に短期・単発の人材派遣や業務請負を中心に事業を展開しています。

東京証券取引所プライム市場に上場し、全国規模のネットワークを持つ大手企業として知られています。

日雇い派遣、紹介予定派遣、警備・イベントスタッフの派遣、物流関連のアウトソーシング、技術者派遣、営業支援サービスなどがあり、利用した方も多いのではないでしょうか。

フルキャストの年初来の株価は約15%ほどマイナスですが、直近は上昇傾向にあります。

こちらも今後、河野氏や小泉氏が総裁になれば期待がより膨らみそうです。

クラウドワークス

出典:GoogleFinance

クラウドワークスは、主に在宅ワークを提供するプラットフォームを運営している会社です。

中小企業だけではなく、大手企業の多くも副業を解禁している今、クラウドワークスに対する注目度は集まっています。

ライティングやデザイン、動画編集など在宅でできる仕事を中心に掲載をしており、手軽に応募ができるのが特徴です。

利用者数も多く、求人の数も多いことから、副業ワーカーから非常に高い評価を受けています。

クラウドワークスの株価に関しては年初来から約6%プラスです。

副業は今後より学習する可能性が高く、総裁選の結果を問わず期待ができそうな銘柄といえるでしょう。

ココナラ

出典:GoogleFinance

ココナラに関しても、クラウドワークスと同様に在宅ワークを中心とした求人を載せているプラットフォームを運営している会社です。

ココナラの最大の特徴は、自身で作ったサービスをプラットフォームに載せられることです。求人を見つけるだけではなく、サービスを必要としている人から購入されるサービスになるので、特徴のあるサービスを提供している人がたくさんいます。

こちらも非常に手軽に利用ができ、在宅ワーカーを中心に人気のある会社です。

ココナラに関しては、年初来株価は低迷していますが、より人材が流動化するようになれば、利用者数も増え、株価の上昇も期待できるのではないでしょうか?

まとめ

今回は、自民党の総裁選に、もし河野太郎氏、小泉進次郎氏が当選した場合に値上がりしそうな銘柄について紹介をしました。

日本において開国規制の緩和はかなり難しいテーマではありますが、もし実現された場合、人材転職関連の会社の株価の上昇が期待できます。

今回紹介した会社の多くは、比較的新しい会社で先進的なサービスの提供を行っている会社です。

もちろんパソナのような歴史ある大手企業の株価も上昇が期待できますが、より大きな上昇を期待するのであれば新興銘柄に投資するのも良いのではないでしょうか?

今回の記事を参考にしていただき、自民党総裁選にも興味を持っていただくのも良いと思います。