【9/30相場まとめ】日本市場は1,910円安の急落。石破相場の始まりか?解散総選挙も表明。

相場まとめ

編集部の野々村です。

9月最終日、
大きく崩れる相場になりました。

先週末の総裁選挙から
石破総理が誕生しました。

これによって事前の予想通り
相場は急落しています。

本日の市場も銀行株が
少し上昇したものの、
他は売られる展開です。

ドル円は円高が
少し一服しており、
17時現在、先物は上昇中です。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均は急落!米国も少し流れが変わるか?
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まず先週末の米国株ですが、
まちまちの展開でした。

月末にいつも出てくる
インフレデータが鈍化しており、
利下げ期待が再燃。

ただ、ここまで上昇を続け、
週末で月末ということもあり、
少し流れは弱くなりました。

ナスダックは半導体株の
エヌビディアの下落もあり
少し下がっています。

ダウは陽線でしたが
後場にかけて売られました。

そもそも9月は弱い月なのですが、
今年は堅調な地合いだったと思います。

利下げもあったことも
影響しているでしょう。

そしてオープンした日本市場。

先週末のザラ場の時間では
高市総理を見越して
上昇して終わっていました。

しかし、引け後に石破総理となり、
先物は大きく下げていました。

約2000円ほどの上昇から
本日2000円ほど下落となり、
ほぼ上昇が消える展開になりました。

石破総理の考えとして、
金融課税の増税や法人税増税など
引き締め路線ということあり、
マーケットはネガティブです。

本日で9月相場が終わりましたが、
夕方に石破総理は解散総選挙を発表。

もともと解散総選挙は
ポジティブな流れになりやすく、
過去の歴史を見てもそうです。

少し流れが変わることにも
期待したいと思います。

なお、17時現在、
日経先物は200円ほど上げています。

終わってみれば、
日経平均は-4.80%の
37,919円でした。

TOPIXは-3.47%の
2,645円でした。

グロース250は
-3.42%の652円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:銀行

【値下がり】
1位:輸送用機器2位:不動産3位:証券

東証33業種中32業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は7%、
値下がり銘柄は91%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ニトリ、ニチレイ、千葉銀行、しずおかFGなど。
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値下がりトップは
東京エレクトロン、ファストリ、
ソフトバンクG、アドバンテストなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:楽天銀(5658)+13.48%
2位:チェンジHD(3962)+10.89%
3位:モリタHD(6455)+9.99%
4位:日精線(5659)+8.76%
5位:MDV(3902)+6.96%

・値下がりランキング

1位:Jテック・C(3446)-12.63%
2位:北海電(9509)-10.79%
3位:三越伊勢丹(3099)-10.64%
4位:レーザーテク(6920)-10.02%
5位:Fスターズ(3687)-10.02%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ニトリHD(9843)+3.51
2位:ニチレイ(2871)+1.60
3位:千葉銀(8331)+0.96
4位:しずおかFG(5831)+0.93
5位:ディーエヌエ(2432)+0.92