【11/13相場まとめ】日経平均&TOPIX続伸。ドル円155円接近、米政府機関も再開へ!

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。

今日のマーケットも続伸。日経平均は重いながらも上昇で、TOPIXは連日で最高値を更新です。そして米国政府機関も再会となり、今日午後にホワイトハウス公式からメッセージがありました。

やっとですね、ここのところ大事な経済指標が出てこなくて、雇用統計も2ヶ月連続でなかったですからね。

また、昨日のライブですが、、、、まさかの直前で機材トラブル発生で、急遽インスタでライブしました。Xとスレッズではポストしたのですが、YouTubeで待ってくれていた皆さんに申し訳ないです、、

さて、では今日の相場を振り返ります。

【米国株】ダウ平均が連日の最高値更新、初の48,000ドル台へ!

昨日もハイテクが弱かったものの、ダウはしっかりと続伸。史上初の48,000ドルへ突入です。

米国の政府機関が再開へ向けて動いていることが伝わり、ダウ平均は87ドル高の48,015ドルで寄り付き。そのまま上昇して500ドル高となると、その後は伸び悩みましたが堅調な相場になりました。

最終的に326ドル高の48,254ドルまで上昇し、連日で最高値を更新して取引を終えています。

ナスダックは61ポイント安の23,406、S&P500は4ポイント高の6,850ポイントで4日続伸となりました。

昨日は11業種のうち6業種が上昇。連日でヘルスケアが続伸しています。弱かったのはエネルギーやコミュニケーションサービス。

個別株を見ても、ユナイテッドヘルスが続伸してダウ採用銘柄の中でトップの上昇率に。金融株も堅調で、ゴールドマン・サックスやJPモルガンなど続伸。半導体のAMDは今後3-5年の増収率が大幅増加するとの思惑から9%上昇。

一方で原油が急落したことでエネルギー株が下げており、シェブロンなどが急落。アマゾンやメタなども大手ハイテクも弱いです。

終わってみればまちまちの相場でしたが、テックが弱いものの他は堅調で、それがダウの強さにも表れていますね。

【日本株】TOPIXは連日で最高値更新!日経平均も続伸へ。

今日の日経平均は50円安の51,013円で寄り付き。米国のまちまちな展開から日本市場もやや弱い立ち上がりでした。

しかし10時頃から流れが変わり、一転して上昇へ。今日の高値である51,338円まで上昇するなど前場はいい流れで終わりました。後場に入っても流れは変わらず、14時前には再び今日の高値まで接近、最終的には218円高の51,281円で引けました。

TOPIXは22ポイント高の3,381ポイントまで上昇、こちらは4日続伸。昨日強かったグロース250は本日売られています。

今日の売買代金は6兆2524億円。非鉄金属、電気ガス、証券先物などが上昇し、精密機器、情報通信、金属製品などが下落しています。プライム市場の値上がり銘柄は59%、値下がり銘柄は37%。

値上がり寄与トップはアドバンテストで、ついでエムスリー、東京エレクトロンなど。値下がり寄与トップはソフトバンクGで、ファストリ、テルモと続きます。

今日もアドバンテストが買われて、半導体は堅調。三井E&Sなど造船もしっかり。東京電力や東京ガスも大幅上昇、古河電工も上昇しました。エムスリーとデクセリアルがストップ高になるなど、決算に伴う売買が活況ですね。ソフトバンクGが急落、任天堂やJX金属なども下落へ。テルモも業績見通しが弱いことで急落。

こうしてみると、米国と日本市場は連動しており、米国が銀行など景気敏感株にシフトしたことで日本も同じような流れに。ドル円が円安進行しており、一部の輸出関連株も堅調です。

また、暗号資産の規制強化報道から関連株が売られています。メタプラネットは悲惨な状況に、、

しかし、ここまで強かった半導体やAI株の勢いが鈍化し、いい意味で資金が分散して幅広く買われている印象です。割安の内需株に追い風もあって、いい流れをキープしていますね。

米国政府機関が再開すると、また雇用統計など出てきます。まずはインフレがどこまで進んでいるのか、要注目したいところですね。

では、明日もいい波乗っていきましょう!