【7/23相場まとめ】日経反発も上値重い。グーグル、テスラの決算に注目!米国3指数は揃って反落へ。

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

続々と決算が出てきています。今日も引け後にディスコ決算、そして朝方にはGoogle、テスラ、そしてIBMの決算が出ました。

明日朝にはインテルの決算も続き、そして週明けには米国FOMCと、痺れる展開に突っ込んでいきますね。念のためのシートベルトで、安全運転で行きましょう。

こちら昨日のライブです!
https://youtube.com/live/ralUkKdyFk4?feature=share

では、今日の相場を振り返ります。

【米国株】ダウ平均はほぼ横ばい、ナスダックは上値の重い展開へ

今のマーケットは決算シーズンへの警戒感、そして中東情勢の悪化など、いくつかの要因があります。

ダウ平均は62ドル高で始まったものの、序盤から下落へ。その後、上昇に転じましたが、23時頃が高値となって反落へ。

引け後に予定されていたアルファベット(GOOG/GOOGL)などの決算を控えて、様子見ムードが広がりました。

また、朝方売られて始まった半導体セクターですが、売り一巡感から下値での押し目買いが入り、下げ渋る展開が見られました。

ダウ平均は最終的に6ドル安の52,218ドルで大引け、S&P500は10ポイント安の7,498、ナスダックは146ポイント安の25,690で引けています。

昨日はスーパー・マイクロ(SMCI)が高騰。売上高はガイダンス下限付近ながら、粗利益率を大幅に上方修正しました。新規受注見通しが600億ドル超で、過去最高を更新して大幅高となりました。

AT&T(T)も純増契約数が予想を上回ったほか、2028年までの長期目標据え置きと総額450億ドルの株主還元計画を再表明。業績回復を好感されて上昇しました。

レディット(RDDT)はグーグルによるAI学習コンテンツ利用の停止協議が伝わり下落しました。

振り返ると、指数はいずれも前場の前場半ばに小幅な反発を見せたものの、大引けにかけては上値の重いレンジになりました。原油高というマクロの逆風をこなしつつ、重要なテクニカル局面に差し掛かっています。

では次に日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均は小幅に反発。米ナスダック安も値がさ半導体株の買いが下支え

昨日の米国株が弱ったですが、東京市場ではアドバンテストなどの値がさ半導体株に買いが入りました。

寄り付きから指数を押し上げましたが、一方で、中東の地政学リスク激化から原油が上昇。これによって、上値を積極的に追いかける動きは限定的に。

日経平均は66,500円近辺での狭いレンジもみ合いが続きました。買いが一巡すると伸び悩み、韓国KOSPIの動きも重かったことから日本株も失速。大引けにかけて利益確定売りに押されてやや上げ幅を縮小して引けました。

最終的に日経平均は307円高の66,422円で大引け。TOPIXは20ポイント高の4,053、グロース250は2ポイント高の699で引けました。

今日はディスコ決算に注目していましたが、上期経常は32%増で3期連続最高益に。連結経常利益は前年同期比42.5%増の484億円に拡大しました。

また、個別株を見ていくと、アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)、ディスコ(6146)、TDK(6762)、村田製作所(6981)など、主要な半導体・電子部品株が買い戻されました。

ソフトバンクG(9984)、豊田通商(8015)、ファナック(6954)、住友電工(5802)、良品計画(7453)なども上昇し、業種別では鉱業、銀行、非鉄金属などが上昇率上位へ。

一方、ファーストリテイリング(9983)や前日大きく買われたキオクシアHD(285A)が軟調です。

さらにフジクラ(5803)、イビデン(4062)、信越化学(4063)、太陽誘電(6976)などの半導体周辺株の一部、そして住友不動産(8830)、KDDI(9433)なども下落。業種別では不動産、食料品、小売などが下落率上位に並びました。

プライム市場全体の騰落数は、値上がり銘柄数が44%、値下がり銘柄数が53%。上昇の割には値下がり数が上回るいびつなバランスになっています。特定の値がさ半導体株の買い戻しが指数を底上げですね。

今日は指数がいずれも前場寄り付き後に高値をつけた後、後場にかけては66,500円の節目を前に横ばい・ジリ安となる展開になりました。プライム市場の売買代金は8兆5,663億円と前日の10兆円台から大きく減少中。

原油高や米金利の上昇など、警戒すべき点は多いですが、引き続きマクロイベントに注目です。

では、明日もいい波乗っていきましょう!