
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
今日の日経平均は大きく反発しました。週末の米国株高の流れをそのままに、AI・半導体株が反発。
好業績を発表した銘柄が大きく買われるなど、リスクオンの地合いになりつつあります。
今週はお盆休みに入るのがもったいないですが、ひとまずいい流れが継続することに期待したいですね。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】週末の相場をザクっと振り返り
週末は雇用統計がありましたが、これが予想外に下振れ。
昨年12月以来の低い伸びとなり、米国マーケットに漂っていた利上げ懸念が後退、ハイテク株中心に反発の流れになりました。
ダウ平均は35ドル安の53,849ドルでスタートし、寄り付きすぐは下げましたが、そのあとは反発。節目の54,000ドルも超えて上昇しましたが、以降は高値でレンジに。最終的に151ドル高の54,036ドルで引けています。
S&P500は47ポイント高の7,757、ナスダックは342ポイント高の26,690まで上昇しました。

個別株を見ると、クラウドフレア(NET)はネットワーク需要拡大によって見通しを引き上げで買われました。アトラシアン(TEAM)も決算受け大幅高に。
エアビー&ビー(ABNB)も売上高見通しの上方修正を発表して買われました。一方でアンダーアーマー(UAA)は需要軟化を理由に見通しを引き下げ、売られました。
こうして米ハイテク高と利上げ懸念の後退から買戻しとなった米国市場。今日の朝時点での日経平均先物は700円ほど上昇していました。
では次に日本株も見ていきます。
【日本株】日経平均は1,363円高!TOPIXはザラ場で史上最高値を更新
上昇した米国マーケットの流れから、東京市場でも半導体・AI関連株中心に上昇スタートとなりました。
日経平均の上げ幅は一時1,400円超えるなど、序盤から買い優勢の展開でした。さらに市場予想を大きく上回る好決算を発表したリクルートHD(6098)がストップ高まで買われ、半導体株と並んで指数を押し上げます。
そして、TOPIXが取引時間中に7月6日の史上最高値を更新。主要企業の決算発表が一巡し、全体として好業績が確認されたことでハイテク以外にも買いが広がっている形です。
日経は上げ幅を縮める場面もありましたが、最終的には1,363円高の66,970円で大引け。TOPIXは25ポイント高の4,100まで上昇。グロース250は13ポイント高の737で引けています。

今日はアドバンテスト(6857)、リクルートHD(6098)、東京エレクトロン(8035)、フジクラ(5803)の4銘柄だけで日経平均を約1,107円分押し上げました。
イビデン(4062)、ディスコ(6146)、レーザーテック(6920)、任天堂(7974)、住友金属鉱山(5713)なども急伸。セイコーG(8050)、ノリタケ(5331)、ゼンショーHD(7550)などはストップ高になりました。
その一方で利上げ観測後退に伴い、三菱UFJ FG(8306)、三井住友FG(8316)などのメガバンクが軟調でした。
下振れ決算を出した三井金属(5706)、ハーモニック(6324)、サイバーエージェント(4751)などは売られています。
今日は朝方にギャップアップして一気に67,000円台へ駆け上がった後、戻り売りに押されつつも後場にかけて66,900円前後の日中高値圏でレンジになりました。
売買代金は9兆1,904億円と活況で、値上がり銘柄数は916銘柄(プライムの6割弱)と、特定の値がさ株だけでなく幅広い層に買いが入っています。
TOPIXが史上最高値を更新し、日経平均も心理的節目である67,000円台にタッチ。、7月下旬のセリングクライマックスからの底打ち感も伝わってきます。
決算もほぼ終わりましたが、地合いは良好。熱いサマーラリーに期待ですね。では明日もいい波乗っていきましょう!

